工藤吉生さん
のうた一覧
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遠くには青みががった街があり青みががっているオレかなあ
平成二十七年十二月十四日
5
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子を抱いた母親、男、警官のいずれも黒くして夜が来る
平成二十七年十二月十三日
7
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掲示物の上の画鋲が外れてて垂れて読めない オレは自分だ
平成二十七年十二月十二日
2
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自転車のカゴに入っているゴミめ出ていけオレを父さんと呼ぶな
平成二十七年十二月十一日
4
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おめでとうあなたの負けです憎しみを勝者に向ける権利獲得
平成二十七年十二月十日
3
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裕福の話を聞いてその金をオレによこせと言わぬ自制心
平成二十七年十二月九日
1
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ポスターに上手く描かれたチョッパーのかなり説教臭いセリフだ
平成二十七年十二月七日
3
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日が長くなったと言い合い手を振ってよそのテレビの笑い声聞く
平成二十七年十二月六日
3
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携帯をカパリと閉じる音さえもすでに懐かしみを帯びながら
平成二十七年十二月四日
6
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みずからの美しさなど知るよしもないまま開けっぴろげな一輪
平成二十七年十二月一日
3
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かき氷のマークの下に波がありよく見るとけっこう荒れている
平成二十七年十一月二十八日
3
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蹴られても壁に当たって跳ね返るボールの妙に強気な夕べ
平成二十七年十一月二十八日
4
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美しく映る鏡があるならばそれには映らないよう走る
平成二十七年十一月二十六日
5
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針の穴を通った糸はそれまでの糸よりやる気を感じさせるぜ
平成二十七年十一月二十五日
3
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人類が月に行ったということを疑っている朝のバス停
平成二十七年十一月二十四日
4
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発進によろめく夜の自転車のオレを防犯ライトは照らす
平成二十七年十一月二十四日
3
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前日の疲労は寝ても抜けきらず今日の疲労としてひっかつぐ
平成二十七年十一月二十二日
5
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目に見えぬ喪失つづくような日の夕方起きて虫の声きく
平成二十七年十一月二十一日
6
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菓子パンと野菜ジュースが入ってるコンビニ袋の重さの猫だ
平成二十七年十一月二十日
6
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押しつけることが布教で信仰でつまり愛だと信じていた日
平成二十七年十一月十八日
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