工藤吉生さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 全身に力こめれば少しだけ時間を止められないこともなくない 平成三十年十月十五日 2 もっと見る
- 脱ぎ捨てた靴下ふたつの距離感を眺めていれば鳩時計鳴く 平成三十年十月十三日 4 もっと見る
- わかるけどそうは言っても死んだまま一生すごすことはできない 平成三十年十月十一日 3 もっと見る
- なんとなくいちごアイスを買って食う しあわせですか おくびょうですよ 平成三十年十月九日 4 もっと見る
- むらさきとピンクの歌が漏れているこのスナックの名を「蘭」という 平成三十年十月七日 5 もっと見る
- ひらきだす自動扉の前に立ち通れるようになるまでの無為 平成三十年十月五日 7 もっと見る
- 何をしても落ちなさそうな黒ずみに両足で立ち「１」と「閉」押す 平成三十年十月三日 2 もっと見る
- 考えず腕組みをして不機嫌に見えそうだなと思ってほどく 平成三十年十月一日 3 もっと見る
- 頭を掻くつもりで上げた左手の先が帽子の中へ潜った 平成三十年九月二十九日 1 もっと見る
- この人にひったくられればこの人を追うわけだよな生活懸けて 平成三十年九月二十七日 3 もっと見る
- 現金のように使えるポイントのもう戻れない無垢の心に 平成三十年九月二十五日 5 もっと見る
- スープまで飲み干し思う破滅から地球を救い胴上げされたい 平成三十年九月十八日 2 もっと見る
- コクとキレ知らないものを知っているみたいに半ばまで来てしまう 平成三十年九月十六日 4 もっと見る
- 並盛りと言ってもかなりの量がくるしきたりを受け入れてわれらは 平成三十年九月十四日 5 もっと見る
- 「サイコロをもう一度振り出た数を戻れ」もどれば「一回休み」 平成三十年九月十二日 3 もっと見る
- 力の限りがんばりますと言わされて自分の胸を破り捨てたい 平成三十年九月十日 4 もっと見る
- 黒髪を生やす力のおとろえた頭を下げて求めたゆるし 平成三十年九月七日 5 もっと見る
- 左肩にかけてたカバンを右肩にかけてパラレルワールドみたい 平成三十年九月五日 9 もっと見る
- ボケというひどい名前の植物の背丈がオレとそうかわらない 平成三十年九月三日 6 もっと見る
- マスタード・ケチャップ同時にかけられる便利パックも散乱のゴミ 平成三十年九月一日 1 もっと見る
