工藤吉生さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- オレのだと思ったパスタが近づいて隣の席に置かれる真昼 平成二十九年八月三日 9 もっと見る
- お一人様ですねと人さし指が立ちひとりしかいないオレがうなづく 平成二十九年七月三十一日 12 もっと見る
- 人生のうすい汚点にディズニーではぐれて何も乗らなかった日 平成二十九年七月二十八日 6 もっと見る
- ぴかぴかをことごとくぼろぼろにする時間の黄ばみ、ひどく不潔な 平成二十九年七月二十六日 4 もっと見る
- 自動車の車内ライトのうすぐらさ五歳くらいの頃から好きだ 平成二十九年七月二十四日 5 もっと見る
- 浅い川 底がいくらか見えていて寝苦しい夜ゆううつな朝 平成二十九年七月二十二日 4 もっと見る
- カーテンに守られている一室はクリーム色に灯って浮かぶ 平成二十九年七月二十日 5 もっと見る
- 神田川かと思ったら梅田川あなたは忘れてオレも忘れた 平成二十九年七月十八日 6 もっと見る
- 「ウケる」って一度言われたそのことが思い出になり胸あたためる 平成二十九年七月十四日 6 もっと見る
- コンビニでコピー機ごちょごちょやっている男を見たよ春の散歩道 平成二十九年七月十二日 4 もっと見る
- 丸いベンチでみんなスマホを光らせて空から見れば一輪の花 平成二十九年七月九日 9 もっと見る
- 悲しみはリュックサックを背負うのか背負って昼の電車に乗るか 平成二十九年七月六日 5 もっと見る
- 固そうにキャットフードを食う猫だテトラポッドをかじるみたいだ 平成二十九年七月四日 10 もっと見る
- 体重が身長を超えない限り大丈夫だよと君を励ます 平成二十九年七月二日 7 もっと見る
- 抜歯後のガーゼ噛みしめじくじくと河原で喧嘩したことはない 平成二十九年六月三十日 7 もっと見る
- 「深い」とだけ褒めてくださる人がいる落ち葉みたいな表情をして 平成二十九年六月二十八日 5 もっと見る
- 動物に生まれ変われるまぶしさに月の光のきわまる野原 平成二十九年六月二十六日 9 もっと見る
- 気をつけて急な階段を降りているオレのつまらぬボロ靴見つつ 平成二十九年六月二十三日 6 もっと見る
- ダミ声で「大切なのは中身だよ」などと日曜ゆうべのカツオ 平成二十九年六月二十一日 6 もっと見る
- 金目のもん落ちてないかと下を見て歩くこの道ゴミばっかりだ 平成二十九年六月十九日 5 もっと見る
