工藤吉生さん
のうた一覧
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赤がありオレンジがあり青がある計算通りの花園に雨
平成二十八年三月七日
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からっぽになってしまった鳥かごをわあんわあんと取り巻く夜だ
平成二十八年四月十七日
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呼ぶための声だとすればこのカラスさっきからずっと無視されている
平成二十八年四月二十三日
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孫どころか子も妻もなく取り出した定規で背中がしがしと掻く
平成二十八年九月二十一日
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とりあえず「だって」と言ってみたものの特に言い訳できることなし
平成二十八年十一月十二日
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三日月の欠けたところに腰かけるみたいにオレを知ろうとするな
平成二十八年十一月二十二日
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オレだって本気で怒ることもある!などと思っている時無口
平成二十九年二月十日
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りんごの上にリンゴを置いてその上に林檎を乗せたぐらい不安だ
平成二十九年三月十九日
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夕方を夜にしてゆく圧力のあるかないかの甘い香りだ
平成二十九年四月九日
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リセッシュの隣に置いたファブリーズ仲の良くない夫婦のようだ
平成二十九年五月八日
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固そうにキャットフードを食う猫だテトラポッドをかじるみたいだ
平成二十九年七月四日
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無理にでも鏡の前で笑うクセついてるオレを誰も見るなよ
平成二十九年八月二十一日
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ゴミ箱をあふれるごみのてっぺんで曲がるストローまっすぐのまま
平成二十九年九月十八日
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まっすぐな意志でこの子は汽関車を桃色ひとつで塗りきったのだ
平成二十九年九月二十四日
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うしろまえ逆に着ていたTシャツがしばし生きづらかった原因
平成三十年一月十五日
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キスをする距離のふたりがオレのいるあいだはせずにいてくれていた
平成三十年八月二十八日
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グレゴール・ザムザの濁点それぞれが八方向へ這う焦げ茶色
平成二十四年七月二十一日
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認めたくないがどうやら平凡な自分だと知る夏の岸辺に
平成二十八年六月二十一日
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カーテンをズシャッとひらくああ朝のさえない霧のかかる五丁目
平成二十八年七月十三日
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抱き上げてしまいたくなる体勢を猫がしていて負けてしまった
平成二十八年七月二十八日
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