工藤吉生さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
ズボンからチェーンじゃらつかせる者の半径二メートルに立ち入らず
平成二十七年十一月十三日
3
もっと見る
泥棒の手足が触れたことのある柵があったら光ってみてよ
平成二十七年十一月十二日
1
もっと見る
離れると水の流れる便器から聴いた気がする舌打ちの音
平成二十七年十一月十日
4
もっと見る
雨傘を杖のつもりで使おうと試みやめた数秒の間に
平成二十七年十一月十日
3
もっと見る
エサをやる男がいれば鳥たちは群がってゆき奪いつつ食う
平成二十七年十一月九日
2
もっと見る
公園の池の中にも苦しみが映って雨粒など受け止める
平成二十七年十一月九日
10
もっと見る
一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独
平成二十七年十一月八日
10
もっと見る
だぶだぶのシャツは干されて一年中きみだけずっと休んでてよし
平成二十七年十一月七日
4
もっと見る
スポンジのたわしが道に落ちていて他のゴミから少し浮いてた
平成二十七年十一月七日
1
もっと見る
黒猫を見失ったらあらわれたおじさんの着ている白いシャツ
平成二十七年十一月七日
1
もっと見る
オレにしかできないことがあるようなないような夜の木の陰の中
平成二十七年十一月七日
1
もっと見る
アマゾンの箱に収まってる猫に見られながらの昼の朝飯
平成二十七年十一月六日
2
もっと見る
生きている人をひとりも見なかった散歩と気づく 蛇口をひねる
平成二十七年十一月六日
2
もっと見る
動き出す車窓はホームでタバコ吸う女をすぐに置き去りにした
平成二十七年十一月六日
1
もっと見る
大雨が予報通りに降り出して人ら行き交う活気を増して
平成二十七年九月二十一日
1
もっと見る
カップ麺を持ち運ぶとき手の中にほんの小さな波の音する
平成二十七年九月二十一日
4
もっと見る
二人とも黒いコードを鞄から出してほどいて電車の他人
平成二十七年九月六日
2
もっと見る
行きつけのつぶれた後にできた店オレはあくまで認めぬ構え
平成二十七年九月六日
4
もっと見る
自販機に補充している人のいる小さな酒屋に夕暮れがくる
平成二十七年九月三日
6
もっと見る
骨折の話を聞いてめりめりと眉をしかめてゆくオレだった
平成二十七年九月三日
1
もっと見る
[1]
<<
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
>>
[56]