工藤吉生さん
のうた一覧
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テレビ見て大笑いする妹のそばでひっそり寝ている母よ
平成二十七年十一月六日
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菓子パンと野菜ジュースが入ってるコンビニ袋の重さの猫だ
平成二十七年十一月二十日
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目に見えぬ喪失つづくような日の夕方起きて虫の声きく
平成二十七年十一月二十一日
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携帯をカパリと閉じる音さえもすでに懐かしみを帯びながら
平成二十七年十二月四日
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はつらつとした生命を表現し死ぬまで背伸びしている銅像
平成二十八年一月三日
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薄型のテレビが毎朝映し出す日本列島なめらかな島
平成二十七年十二月三十一日
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限界を超えた荷物で下校する中学生の眼のひかり良し
平成二十八年一月十二日
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イエスに似た外人に道を訪ねられ「わかりません」と三回言った
平成二十八年一月十六日
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ちいさめの大人が乗ったブランコが前後する申し訳程度に
平成二十八年一月二十二日
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ひとつの葉をゆらした風がべつの葉に移って今夜オレの耳まで
平成二十八年一月二十六日
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本来は目立つ色だが時を経て自然な色の安全の旗
平成二十八年二月五日
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雨のたび水の溜まりやすい場所のようなくぼみを精神に持つ
平成二十八年二月六日
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追い越していいよ、っていうスピードに落としてあげてもうだいぶ経つ
平成二十八年二月九日
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まだ潜る前だがすでにぴったりと合わせて歩くシンクロ選手
平成二十八年二月十四日
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いざという時は近づく精神が追いつかなくて頭など掻く
平成二十八年二月二十日
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赤い布をかけられていてジャンという音が鳴ったら出る段取りだ
平成二十八年二月二十一日
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足だけを鏡に映す 片寄った情報だから注意なさいよ
平成二十八年二月二十四日
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オレん家にオレが入ってゆく夜の忍び込んだという心持
平成二十八年三月四日
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セーターに象が並んでいたこととそれらが同じ向きだったこと
平成二十八年三月十日
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パジャマではないと言い切れるだろうか、みたいな服だ 3マス戻る
平成二十八年三月二十一日
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