岩崎純一（純星）さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- わが恋は春の梢の霞みつつ散りても花の風の山越え 平成二十三年九月九日 3 もっと見る
- 白露に待つ夜のなかの月過ぎて氷にうつる遠き色人 平成二十三年九月九日 3 もっと見る
- あはれ冬はみそかにあけし窓のうちによべの枕をしたふ白雪 平成二十三年九月九日 3 もっと見る
- 夢にだに渡らんと思ふ橋姫の傘もあへなき袖の下陰 平成二十三年九月八日 4 もっと見る
- 衣籠めに心の瑕を流さなんのちも頼まぬ恋の盥に 平成二十三年九月八日 7 もっと見る
- 桶のうちにかたみの涙うち巡り湯浴みのほかに紛ふひまなし 平成二十三年九月八日 3 もっと見る
- 一皿の恋の割れてや散りし水みづから掬ぶ頼みだになし 平成二十三年九月八日 3 もっと見る
- かけあへぬ頼みの恋も身も細りさらに通はぬ夜半の箸々 平成二十三年九月七日 6 もっと見る
- はかなしなひとりかきやる手末は重ねてかかる紙遣ひして 平成二十三年九月七日 3 もっと見る
- 逢ふことは硯のかたき闇の色思ふ心を摩るとばかりに 平成二十三年九月七日 5 もっと見る
- 手末は忍び忍ばずうち揺れて露ひとしほの水茎のあと 平成二十三年九月七日 4 もっと見る
- あはれ文は今日を限りの露の底夢のなかにも墨はなければ 平成二十三年九月七日 5 もっと見る
- 契りおかぬ袖は底まではつれけり人香も知らぬ白糸の末 平成二十三年九月六日 6 もっと見る
- にほはしき玉とぞ人は思はじな身ながらいとふ床の涙を 平成二十三年九月六日 5 もっと見る
- 移り香は扇の空に消え果てて過ぎし梢も侘びしさのあと 平成二十三年九月六日 8 もっと見る
- ひとりぬる床にうつろふ花の紅今は昔のあけぼのの色 平成二十三年九月六日 4 もっと見る
- かきやるはただ笄の花の彩あやなき髪の玉響の空 平成二十三年九月六日 4 もっと見る
- 黒髪のよその梢に風過ぎて一弁も添はぬ簪の花 平成二十三年九月五日 4 もっと見る
- ぬばたまのしをれし色に迷ひつつ零るる櫛の玉響の音 平成二十三年九月五日 7 もっと見る
- 思ひ余る色はみづから知られけりかたみうつろふ鏡見ずとも 平成二十三年九月五日 2 もっと見る
