灰色猫さん
のうた一覧
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砂をゆく駱駝の首に飾るなら水色ガラスの風鈴がいい
令和三年六月十四日
10
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好きなのは晴れ雨曇り全部って空を仰いだ君が眩しい
令和三年六月十四日
9
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その君の世界観では願っても辿り着けない事象があるのさ
令和三年六月十四日
16
と、含蓄のある言葉を頂いたので、...
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薄れゆき拡散されぬさえずりを雨が止んだら空へ放とう
令和三年六月十三日
10
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あなたにも机と椅子を与えますあなた次第で世界が変わるわ
令和三年六月十三日
10
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ありがたく土地の料理を味わえば産土神が私に宿る
令和三年六月十三日
11
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キャンバスの外へ飛び出す虹色の絵筆を君は握っているか
令和三年六月十三日
11
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無常だな心も体も老いてゆくもっと綺麗になれそうなのに
令和三年六月十二日
8
投球フォームの話です。
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コンビニの天然水を手にとればアクアリウムの水草となる
令和三年六月十日
8
皆さま熱中症にご注意を。
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風たちは熱き夏日を予感して朝の冷気に休むのだろう
令和三年六月十日
8
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ひとひらの牡丹の如く舞はばやと願ふともまだ蕾のままに
令和三年六月六日
12
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指先をカッターナイフで切ってみる回復するまでじっと見ている
令和三年六月五日
10
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初夏に予報はずれの雨が降る炎を生んだ罰であろうか
令和三年六月五日
10
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水無月の祭りに向けて子供らの神楽が洩れる青葉の参道
令和三年六月四日
10
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一輪の花もつけないトマトでも守りたいのが愛なんだろう
令和三年六月四日
6
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切なさを許してくれる海原に君の名前を捨てに来ました
令和三年六月三日
11
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永遠を求めた夏の恋の火は初秋の風に揺らぎはじめて
令和三年六月三日
8
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夢さえもいつもふたりは違ったね許しあったね朝になったね
令和三年六月三日
8
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馬鹿だねと叱ってくれる口元で愛してるって聞かせてほしくて
令和三年六月三日
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枯れ果てた桜は今も満開と出会えた頃の笑顔のあなた
令和三年六月三日
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