灰色猫さん
のうた一覧
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樹々たちと風を食みつつ呼吸する吹雪に味があることを知る
令和四年一月十八日
13
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楽園が凪の向こうにあるはずです祖先がここを目指したように
令和四年一月十七日
9
グレートジャーニー。現生人類の拡...
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雪だるまひとつ丸めておきますね桜の枝の手をこしらえて
令和四年一月十七日
8
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君の名は私にとって魔法です君にとっても同じでしょうか
令和四年一月十七日
8
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雄大な海を見るたび懐かしい知らない誰かの帰りを待ってる
令和四年一月十七日
11
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孤独でも歌さえあれば幸せになれる証の旅に出ましょう
令和四年一月十七日
7
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手のひらを空の青さへ伸ばすとき伸ばしたいときそこにいますよ
令和四年一月十六日
7
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誰だって銀河世界を駆けてゆく生まれた星で光ってゆけよ
令和四年一月十六日
6
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行きたいと願う心と老いてゆく体をさらい海へ行こうぜ
令和四年一月十六日
4
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混沌の時代のほうが永遠を正しく計測できるはずです
令和四年一月十六日
3
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永遠を持ってないから永遠にとどめられずに苦しむばかり
令和四年一月十六日
5
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珈琲をいま淹れるから待っててね石油ストーブ乗っけるやかん
令和四年一月十五日
8
じっちゃんちにはあった。今はエ...
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君だけに伝えたいから炙り出す文字で感謝を添えておいたよ
令和四年一月十五日
8
わかばみち様へ 変な返歌...
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肉球で旅へと出ます勇敢に育ちましたと褒めてください
令和四年一月十五日
5
可不可様も成人なされたのかどうか...
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夏までの芭蕉の蝉が眠りいる凍てつく樹々の白銀の森
令和四年一月十四日
11
個人的に銀世界は音のないイメ...
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公園の草の庵に残された寒波に負けぬどんぐりの山
令和四年一月十三日
10
雪と裸木でも眺めながら昼食をと ...
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手爾於葉が正しくなくとも感性が正しく書いた言の葉を詠む
令和四年一月十三日
8
たったの一文字違いに苦戦した時は...
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引き放つあずさの弓の音ごとくアーニーボールの糸のリバーブ
令和四年一月十二日
12
かかる句:引く、張る、射る、...
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あまざかる蝦夷の雛を愛せども忠に縛られ討たねばならぬ
令和四年一月十二日
7
かかる句:日、鄙、向かふ ...
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白色の傘にこもって雨音のリズムのままに三笠の春へ
令和四年一月十二日
10
かかる句:三笠
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