紅桜さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 眼と耳と肌に感ぢるはつ夏に蕩けるやふな恋が聞こへる 平成二十三年六月十八日 3 もっと見る
- くちびるにのせた薄紅いろ褪せて君まつほどに透けて消へゆく 平成二十三年六月十七日 7 もっと見る
- こんな日わ空も泣ゐてる透けそふな泪の珠がペディキュア濡らす 平成二十三年六月十七日 4 もっと見る
- すぎし夜をさぐれば揺れる影追ふて浮き撫でる手が白き緒をひく 平成二十三年六月十七日 5 もっと見る
- 四葩に色づくやふに七変化雨に艶やか萼染まりおり 平成二十三年六月十七日 5 もっと見る
- 瑠璃が舞ふ咲き放題の塀の中あるぢ留守して今日も昨日も 平成二十三年六月十七日 5 もっと見る
- 雨のあと忘れた傘とサヨナラと薬指から消えた指輪が 平成二十三年六月十六日 5 もっと見る
- 散り散りに壊れた欠片手のひらに拾ひあつめて貴方をさがす 平成二十三年六月十六日 6 もっと見る
- 「いつもだね」逢えばきまつて雨になる壊れ始めもこんなに雨が 平成二十三年六月十六日 4 もっと見る
- みだれ髪梳かす櫛棄て寄り添ひて火照る赤みの褪めぬやふにと 平成二十三年六月十六日 6 もっと見る
- 「今日もだね」あなたはいつもパスタ食べわたしリゾットいつも残して 平成二十三年六月十五日 4 もっと見る
- 職無くてソファーが居場所陣取つて防御のマット嫌味を遮断 平成二十三年六月十五日 3 もっと見る
- あぜ道の西瓜頬ばる幼日に叱つてくれた母の背まるく 平成二十三年六月十五日 13 もっと見る
- 陽だまりに忘れた夏をさがすやふつま先立ちに息を潜めて 平成二十三年六月十四日 5 もっと見る
- 西瓜きる母のしぐさが懐かしくうしろ姿の夏が息つく 平成二十三年六月十四日 9 もっと見る
- ジャスミンが微かに香る食卓の向かひ合ふ椅子空を眺めて 平成二十三年六月十四日 6 もっと見る
