紅桜さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 窮屈な悲鳴をあげる胸の音ワクワクできぬ泣き虫小僧 平成二十三年七月一日 3 もっと見る
- 後ずさるごとに想ひへ向き合ふわ鏡に映る吾とわが声 平成二十三年六月二十九日 5 もっと見る
- 前をむくごとに想ひを消してゆく笑顔に会へるその時までを 平成二十三年六月二十九日 3 もっと見る
- 狂気だと言われたあの日あの夜の壊れた椅子が床に根をはり 平成二十三年六月二十八日 5 もっと見る
- 死に様を思ひてありし午後の日に夜明けの吾の柩を想ふ 平成二十三年六月二十八日 4 もっと見る
- 吾が心見透かすごとく褪せてゆく渇ききらない舌の切れ端 平成二十三年六月二十八日 3 もっと見る
- デパ地下のガラスケースの幸せは賞味期限の日付のラベル 平成二十三年六月二十八日 3 もっと見る
- 伝えたい言葉とハムを抱き合わせレタスの上に懺悔の甘み 平成二十三年六月二十八日 2 もっと見る
- いつになく朝の言葉を待ちわびてぼんやり眺むコーヒーカップ 平成二十三年六月二十七日 5 もっと見る
- 手さぐりに絡まるこころ紐とひて記憶をたどるあなたの指が 平成二十三年六月二十七日 3 もっと見る
- 花びらの散りかた真似てさめざめと試行錯誤を繰り返し「泣く」 平成二十三年六月二十六日 9 もっと見る
- カクテルのグラスに沈むさくらんぼキスの形にくちびる寄せて 平成二十三年六月二十六日 5 もっと見る
- 保存したファイルが消され壊された初期化されてくアタシの脳が 平成二十三年六月二十六日 4 もっと見る
- 向かひ合ふ時のながれに逆らつて十二時告げる針の距離間 平成二十三年六月二十六日 4 もっと見る
- リミットの十二時告げる鳩時計帰るかへろふカボチャに乗つて 平成二十三年六月二十六日 3 もっと見る
- 携帯の二行の文字に含まれる優しひ嘘と怒つた絵文字 平成二十三年六月二十五日 4 もっと見る
- 難しひ手順を踏むぬひと言をメールに綴る無防備な指 平成二十三年六月二十五日 4 もっと見る
- 今日の午後たとえば椅子の位置を変へさりげなくまた確実にある 平成二十三年六月二十四日 6 もっと見る
- 息殺しとても静かに引きさがる傷を残して去りゆく男 平成二十三年六月二十四日 5 もっと見る
- 約束のカタチなどない未来さへガラスの靴も割れない今も 平成二十三年六月二十四日 4 もっと見る
