紅桜さん
のうた一覧
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雨の日に落とした傘が駄々こねて必要性を訴えている
平成二十三年六月二十日
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都々逸が短歌と肩を並べるわ気疎ひほどの真夏の生理
平成二十三年六月二十日
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蛤のやふなくちづけ入りまどふ死する者とのこの静けさに
平成二十三年六月二十一日
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秒針を眼で追ひゐれば胸なかの生命を刻む音聞こへきて
平成二十三年六月二十二日
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約束のカタチなどない未来さへガラスの靴も割れない今も
平成二十三年六月二十四日
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難しひ手順を踏むぬひと言をメールに綴る無防備な指
平成二十三年六月二十五日
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携帯の二行の文字に含まれる優しひ嘘と怒つた絵文字
平成二十三年六月二十五日
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向かひ合ふ時のながれに逆らつて十二時告げる針の距離間
平成二十三年六月二十六日
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保存したファイルが消され壊された初期化されてくアタシの脳が
平成二十三年六月二十六日
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死に様を思ひてありし午後の日に夜明けの吾の柩を想ふ
平成二十三年六月二十八日
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片陰に映りし翳り抱き寄せて暇迄いたく影に寄り添ふ
平成二十三年七月一日
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ザラザラの砂糖塗した花あられ泣き虫顔に効くおまじない
平成二十三年七月三日
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ポケットの右と左に詰め込んだ幸せひとつアナタにあげる
平成二十三年七月四日
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わが影も残像となり死に臥せる朽ちけた薔薇に熱きくちづけ
平成二十三年七月十二日
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職無くてソファーが居場所陣取つて防御のマット嫌味を遮断
平成二十三年六月十五日
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眼と耳と肌に感ぢるはつ夏に蕩けるやふな恋が聞こへる
平成二十三年六月十八日
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詠ふうた心つれつれ覘かせて思ひのやふに詠へば歌よ
平成二十三年六月二十日
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逢ひたくてこの空みあげさわさわと約束やぶる貴方の声が
平成二十三年六月二十三日
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リミットの十二時告げる鳩時計帰るかへろふカボチャに乗つて
平成二十三年六月二十六日
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手さぐりに絡まるこころ紐とひて記憶をたどるあなたの指が
平成二十三年六月二十七日
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