風橋 平さん
のうた一覧
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遠くまで嶺ばらいろにそびゆなり蔵王の空の大きしずけさ
平成二十三年二月二十一日
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稜線が燃えるというも音はなし四方のくにはら燃えやまぬなり
平成二十三年二月二十一日
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ちなみに、ここに言う蔵王は山形蔵...
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陽をうけて月しらしらとのぼるとう 蔵王をこえて黄昏はあり
平成二十三年二月二十一日
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月は東に日は西に、と一口には言い...
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天蓋の青きさえぎる影もなし蔵王の尾根にわれを仰がす
平成二十三年二月二十日
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先日、蔵王へ行って来た時の一首で...
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大みぞれなげうたれいるやしんしんとよもの刈田のかすむはてまで
平成二十二年十二月三十日
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今日は、雨やら雪やらが一日中降っ...
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むきだしのわれをしづめてマフラーのましろき渦は貝殼となる
平成二十二年十二月十日
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なにものか来たりと踊る輪をなして木の葉はちぎれちぎれゆきたり
平成二十二年十二月十日
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貨物鉄道架線百万粁の内月とふるるはやさしくたわむ
平成二十二年十一月二十九日
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ファスナーもボタンも閉じぬひとつずついぶし銀なる冬持てるなり
平成二十二年十一月二十六日
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ステップを指を揉みつつ上るとき窓の向こうにオリオン潤む
平成二十二年十一月二十六日
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爆裂の石の柱の裂け目より凍みくる影の冬とおもへよ
平成二十二年十一月二十五日
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套の字をみるたび冬のにおいする コートはためく背なかのような
平成二十二年十一月二十五日
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目睫はこがねの舟をうかべおりゆるらと歩む五時の街樾に
平成二十二年十一月二十五日
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仙台といえば定禅寺のケヤキ並木が...
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顎ひきて猿曳丁は下るべし神輿入らるる木がらしのうち
平成二十二年十一月二十二日
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久々に地元のことなどを。『猿曳丁...
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蝦蟇口の吐き出す銀は掌底につめたきものとなりておさまる
平成二十二年十一月二十二日
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バス停にて。近頃はここまで冷え切...
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遠あらしとどろきくれば眼のうちに泉ヶ岳は静々と屹つ
平成二十二年十一月二十二日
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攫わるるようにいちょうは散りゆけり空をよこぎるいくかたまりか
平成二十二年十一月十六日
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駅売の本の表紙にまでついてくる白椿 君が冬なのか
平成二十二年十一月十日
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何かの雑誌だったと思いますが。最...
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神御衣の離れ業ありひとふりに 黄金 紅 峰燃え立たす
平成二十二年十一月五日
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銀の鋲うちこむおとのたかだかと一億年後の夜空をはじく
平成二十二年十一月五日
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