半格斎さん
のうた一覧
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江田島の沖を泳いだあの夏の想ひをしまひ今にゐたらむ
平成二十二年十月六日
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山猿だったあの頃、10哩 およそ...
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小用から渡しの船に乘り込めば鬼の待つ島、江田島みゆる
平成二十二年十月六日
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小用の港から海上自衛隊第一術科学...
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電話では話せぬことと強声の友は松茸手持ちて待ちぬ
平成二十二年十月六日
11
どうしましょうぞ・・・。
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花言葉「祕めたる意思」とは如何ならむ花はまだなり杜鵑草かな
平成二十二年十月六日
11
我が家の白杜鵑草は、未だに咲く気...
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夢おぼろ屋根のトタンに雨だれの拍子定まり二度寢入りする
平成二十二年十月四日
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大君を恋ふれば后のうたありて色もまだらのきみまち阪よ
平成二十二年十月四日
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「大宮のうちにありても暑き日をい...
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山肌を胡粉の色におおい立つ朝霧のなか、村は目覺めむ
平成二十二年十月二日
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早朝、通勤途中に見る風景を詠みま...
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師の墓誌に刻まれたうたはあの頃のへき地の分校複式学級
平成二十二年十月一日
14
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影落とす木々の小枝に風流れ小葉はざざめき秋なかばなり
平成二十二年十月一日
14
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アキアカネ二連になりて飛びゆかば音楽記号のスラーのように
平成二十二年十月一日
11
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まろき目を立ちふさぎたれば飛び立ちて取り逃がしたり飛蝗はいづこ
平成二十二年十月一日
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少年時代、ひたすらに追いかけてい...
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今は亡き義母の口癖「つまらんばい」くだらないとかあほらしいとか
平成二十二年九月三十日
10
「つまらんばい」くだらない話しと...
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団栗を拾うおさな子聲色の黄色にどよもす山の園舎よ
平成二十二年九月三十日
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たった四人だけの山間僻地の園舎で...
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陽を浴びて咲ゐてたころの花は今、寒風にふるへ片咲きて在り
平成二十二年九月二十九日
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ため池に渡る寒風波たてて鳥もをらずば哀しかりけり
平成二十二年九月二十九日
10
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ねやに来し、ね息たしかめ忍入らば人肌恋しき秋の寒夜よ
平成二十二年九月二十九日
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彼の肩につかまり乙女は自轉車の後ろに立ちのり行き先決める
平成二十二年九月二十七日
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下校途中の高校生、二人乗りの若や...
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朝まだき、うるまの市に人あらば何求めてや立ちさはぐらむ
平成二十二年九月二十七日
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日の出から午前十時までという朝市...
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傾いて日ざしやはらか秋の日の荒地に盛りめどはぎの群れ
平成二十二年九月二十七日
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建設業界では、法面の植生吹付に種...
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澁柿にようよう色がつきしかば秋やはらかな陽だまりのなか
平成二十二年九月二十四日
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