半格斎さん
のうた一覧
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こうべ垂れ尾花の叢や道の邊に流るるあさ霧銀ねずのなか
平成二十三年九月二十七日
18
視界数百メートル・・朝霧に濡れた...
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花も実もわななき腐し雨や風 早抜け急げ野分なるかな
平成二十三年九月二十一日
9
さっさと通りすぎてくんろ
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明けやらぬ軒端にしたたる雨音に寢息かさねてきみは横たふ
平成二十三年九月二十日
18
雨の日の朝は寝やすいんでしょうね...
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もてあますこの身ながらう昼つ方きみ居らぬ間の盜み食ひかな
平成二十三年九月十七日
18
甘いものはだめですと言われても、...
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見まほしき耳納のもとの黄金田やいつ行かるるか我妹の里に
平成二十三年九月十六日
15
耳納連山の高良山神社から見た筑後...
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和らぎのひかり幾重に秋の陽をあつめ休らふ秋あかねかな
平成二十三年九月十五日
21
秋の日ざしを羽いっぱいに受けて、...
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まよひなく飛びあふ樣や秋空のみやまあかねに吾もなりたし
平成二十三年九月十五日
10
彼らの世界にも、苦悩はあるのか?
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見上げれば淡き影寄す望月のきのふの姿はいづこなりけり
平成二十三年九月十二日
15
夕べの美しい月影は、どこにもあり...
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鈍色の雲居のはるか萩月のひかりとどかぬ山峡の里
平成二十三年九月十二日
7
中秋の名月も、鄙の地には篠突く雨...
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ながき夜 むしのね色にとまどひし あれ、松むしやこうろぎとかと
平成二十三年九月九日
9
ツアーコンダクターのいない楽団集...
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初恋のうた初むる秋の月影を想いおこさむ今宵なるかな
平成二十三年九月九日
15
砂山の砂にはらばい初恋のと歌った...
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つたの葉も色濃く燃ゆる秋の日や風は死に絶えのたりなるかな
平成二十三年九月九日
16
残暑厳しき折、うたのわの皆様のご...
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秋桜を見初むる朝や風立ちてふるえてゆれるも健気にぞ見ゆ
平成二十三年九月六日
15
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おみなごの拗ねた丸みの頬なるやぬかづきの色は朱になり始む
平成二十三年九月五日
17
ぬかづき=ほおずき。 ほおずき...
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蔓のばしきみが手うえの朝顏の花はまだまだ咲きそろふなり
平成二十三年九月三日
14
毎朝、たくさんの花をつけて元気を...
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風増せばすだく虫の音とだえけり野分け待つ間の羽州路の果て
平成二十三年九月三日
20
台風12号の被害にあった皆様にお...
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窓枠の中の景色は絵となりし薄雲流るる今朝の一枚
平成二十三年九月二日
17
目覚めて見える窓枠からの外の景色...
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朱に燃えし入日さすかな遠海を眺めせしまに涼風のふく
平成二十三年八月三十日
15
長年連れ添った妻とふたり、沈みゆ...
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人影も消えて浜辺に風わたり夏のざわめき知るよしもなし
平成二十三年八月三十日
8
人ッ子一人いなくて、ただ風だけが...
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ぶりかえす暑さに泣き出す声もなく蝉のなきがら道の辺にあり
平成二十三年八月二十六日
23
久しぶりに暑さが戻ってきました。...
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