半格斎さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- みちのくに春は居坐り野に山に辛夷さくらは競ひ咲くらむ 平成二十三年五月八日 13 見事なものです。 もっと見る
- 山の嶺に白き木蓮咲きたてば古老は田打ちのときを知るらむ 平成二十三年五月二日 12 遠山に見える白い木蓮を、田うち桜... もっと見る
- おのづから旬のころあひ忘れめや濡れていろ増す八重桜かな 平成二十三年五月二日 10 ついにお目にかかりましたが、この... もっと見る
- 根曲がりの竹葉をゆらす春風はいつとはなしにそよ吹きにけり 平成二十三年四月十四日 17 熊笹のことを、当地方では根曲がり... もっと見る
- 遠見れば空の青さも何せむに白神の峰に雪はのこりぬ 平成二十三年四月十二日 15 もっと見る
- 三月余の雪に解かれしあぜ道に蓬芽は待つ青たちぬとき 平成二十三年四月九日 7 もっと見る
- 目覺めれば薄化粧かな山なみに白き名殘りの色無くもがな 平成二十三年四月四日 7 白色より今は赤とか黄色とかが見た... もっと見る
- 家の邊の胡桃の根明けはひろがりて春はひそかに忍び寄るらし 平成二十三年四月一日 13 根明け；木の周りから雪が解けてゆ... もっと見る
- 薄衣をはがすがごとく春雨や名殘りの雪を融かし集めむ 平成二十三年三月三十日 14 もっと見る
- 昇る陽や枯れ枝の雪花はかがよひて山は吉野の櫻千本 平成二十三年三月二十五日 10 美しいには違いないんですが、そろ... もっと見る
- まだ降るや寒さのこりて彼岸明け春は名のみの雪の重さよ 平成二十三年三月二十四日 18 きょうは彼岸明けの日。ぬれ雪があ... もっと見る
- 荒田にも春來るらし畔肩に雪を分けてやふきのとうかな 平成二十三年三月二十二日 12 もっと見る
- あかときの雲居をふちどる朱の色はやがて雪降る天の印か 平成二十三年三月十一日 10 見事な朝焼けが見られましたが、こ... もっと見る
- 三寒と四温がはりあふ梅見月きょうの名のりは寒のほうなり 平成二十三年三月八日 11 もっと見る
- ゆき解けの瀬音さわがし陽だまりに毛並みととのへ猫柳かな 平成二十三年三月八日 15 もっと見る
- 春や來ば璢璃の水面に野の薔薇のあはせ撓りて芽ぐむなるなり 平成二十三年三月七日 5 十和田湖の西のほうは観光客も少な... もっと見る
- 遠山に染井吉野はとくるまで雪つむ木々は今さかりなり 平成二十三年三月二日 14 朝方降った雪が遠き山の雑木の枝に... もっと見る
- いわがねをおほふ氷柱は春の陽にとくるしづくの集む奧入瀬 平成二十三年三月一日 18 雪と氷の世界に、わずかにさすは弱... もっと見る
- ありあけの月の薄さに空の青 すけて見えてや白神のみね 平成二十三年二月二十三日 17 消えかかった月を９時ごろ見たもの... もっと見る
- ぬばたまの凍れる闇に篠笛の音色たゆとう浮き舟の月 平成二十三年二月十四日 10 篠笛の音は、-１０度の夜にあって... もっと見る
