舞 さん
のうた一覧
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たまゆらの地に降るまでのいのちなるま白のままの雪虫の夢
令和三年十月十八日
11
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父母の諍う声に目をさます子はひたすらに瞳をとじて
令和三年十月十七日
7
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駆け巡る子らを追いかけ木枯らしもこの時ばかりはやや楽しげに
令和三年十月十六日
9
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みそひとつ音はつらなり言の葉の海みをつくしとどけあなたへ
令和三年十月十五日
5
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ひとよ経て朝に旅立つ何処かへいのちなりけり露の白珠
令和三年十月十四日
9
「朝立ちの小便までの命かな」 ...
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古き日の防波ドームの賑わいの樺太航路同じ汽笛す
令和三年十月十三日
8
旧樺太航路の発着場に通じる道路や...
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移りゆく山の端の色動かない雲などながめ秋は暮れゆく
令和三年十月十二日
3
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貝殻を妻と拾いて良し悪しとともに競える海はのたりと
令和三年十月十一日
6
申し訳ありません。 「ひ...
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貝殻を妻と拾いて良し悪しともに競える海はのたりと
令和三年十月十一日
5
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この海を残れる日々に見て終わる満ちては消える潮騒を聞き
令和三年十月十日
5
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魔力「0」レベル「村民」そんなでも文句言いつつ付いてくる妻
令和三年十月九日
7
チート無くも 伴に歩める 者あり...
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十日ほど遅れてそめる冠雪の大雪の山アイヌモシリの
令和三年十月八日
9
「人間の静かなる大地」アイヌモシ...
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校庭の色移りゆく桜木を去年見し子らは時を駆けぬけ
令和三年十月七日
6
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幾年かひとの世に生きまだ少し分からぬこともたとえば恋とか
令和三年十月六日
9
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制服の襟へと揺れるポニーテール十七なりの艶の黒髪
令和三年十月五日
7
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秋の暮れ風の祭りの木枯らしの枯れ葉を舞わす虎落り音の空
令和三年十月四日
7
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音もなく滴る雨がもし君の泪だったら濡れていこうか
令和三年十月三日
8
(病んだ方のバージョン) 氷小...
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寂れゆく温泉の町下駄音も湯けむりに降る雨も淑やか
令和三年十月二日
7
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命満つ果実の香のす秋の空見上げて白き飛行機の雲
令和三年十月一日
7
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知り初める雪虫という言の葉を女つぶやき寂し名と言う
令和三年九月三十日
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