舞 さん
のうた一覧
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御堂筋恋する人もせぬ人も皆華やいでまた夜が来る
平成二十三年六月十五日
6
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澪標吾を導け天の河君待つ岸へと月の舟漕ぐ
平成二十三年六月十五日
3
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妖術を使う君なりその笑みの想い出の夜闇深くして
平成二十三年六月十四日
13
匂い立つ 君の微笑み あの夜は ...
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些細なる犬も横向く意地張りて共に黙して夕飯を喰う
平成二十三年六月十四日
11
「愚妻めの 下らぬ意地も 可愛い...
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吾のみの梅雨の空とは思わねど胸の内にも小糠雨降る
平成二十三年六月十三日
8
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銀色の夜露滴る紫の淫らに誘う紫陽花の花
平成二十三年六月十三日
5
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梅雨の間の空晴れやかに一筋の雲を引きつつ飛行機の行く
平成二十三年六月十一日
8
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独り酔うさみだれの沁むこの夜は君の吐息の吾の名を呼ぶ
平成二十三年六月十日
4
「君の名が 吐息とともに 密やか...
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週末に華やぐ人や酔う人は陰にゴミ箱拭く人を見ず
平成二十三年六月十日
4
「人陰に 働く人の 汗知るや 驕...
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さみだれに打たれて揺れる一輪の花寂しげに雨と語りて
平成二十三年六月十日
7
優しげに 包みて揺らす さみだれ...
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「人生は この世で一番美しい童話である」と 呟ぶやき沁みる
平成二十三年六月九日
4
「人生は一番美しい童話である」 ...
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暮れんとす闇に抗らがいひと時の茜を映すはぐれ雲あり
平成二十三年六月八日
14
夕焼けと 呼ぶには寂し ふとひら...
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密やかに電車の揺れに聞こえくる妻買い来たる御守りの鈴
平成二十三年六月七日
17
妻買いし 御守りの鈴 密やかに ...
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花は咲く春夏秋冬吹雪吹く夜にさえ有り吾の心に
平成二十三年六月六日
2
「人の皆 花の実の有り 吹雪吹く...
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妻と喰うお好み焼きやたこ焼きやささやかなれどたまの贅沢
平成二十三年六月五日
6
「月数度 妻と奢りし ささやかに...
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一日の憂さを背負いて夕焼けの空も見上げず地下街へ入る
平成二十三年六月四日
8
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スマートな都会の夢に憧れるそんな日もあり名のみ知る街
平成二十三年六月四日
1
もう大分以前ですねトレンディドラ...
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幾たびか恋知るのちのあなたとの想い出だけをはつ恋と呼ぶ
平成二十三年六月三日
12
福山雅治「はつ恋」より そんな...
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ひとひらの銀杏緑葉手に取れば陽に艶やかに夏の香ぞする
平成二十三年六月二日
11
繁り立つ イチョウ並木の 緑葉は...
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他愛なき言葉を交わす妻有りて何事もなく今日も更けゆく
平成二十三年六月二日
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