舞 さん
のうた一覧
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蝦夷エミシ二〇一一滾ぎる血の繋がり伝うねぷた出陣
平成二十三年八月五日
1
「出陣す ドンコドンコと 打ち鳴...
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通勤の電車を降りず何処かへ流れ行きたく雲重き朝
平成二十三年八月四日
14
「地下鉄の 車掌の声も 重き朝 ...
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夢と問う現つと応えしがらみの川を渡らんみをつくしても
平成二十三年八月四日
6
「君問とはば 一夜の夢と 白珠を...
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逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
平成二十三年八月二日
12
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洗い髪乾くも待たず触れる手の濡れるにまかせ夜に溶けゆく
平成二十三年八月一日
28
横雲様の 「かつ忍びかつは乱れ...
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仏壇に微笑みて待つ父の影老いゆく母と一夜語らん
平成二十三年八月一日
11
「老う母と ともに語らん 訥々と...
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鳴き足りて尽くして落ちる蝉一羽何を見果てんこの夏空に
平成二十三年七月三十一日
7
「鳴き鳴きて 鳴き足りて落つ 蝉...
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夏盛り照る陽遮ぎる木陰には音ひとつ無く蝉しぐれ降る
平成二十三年七月三十一日
6
「照り尽くす 盛夏八月 音もなく...
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妻独り吾れを待ち居り酔い帰る愚痴も言わずに今日を語らう
平成二十三年七月二十九日
18
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たわい無き愚痴を語たれる友ありて酔うほどに呑む酒有り難く
平成二十三年七月二十九日
11
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スカートの裾翻がえし夏風を受けて駆けゆく制服の子等
平成二十三年七月二十九日
4
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また逢いて酌みて交わさん月映す杯きに足る人の世の憂さ
平成二十三年七月二十九日
1
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恋初めし春を弔う墓守りの心は枯れず時の逝くとも
平成二十三年七月二十七日
4
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訪れる人またありて幻ろしの恋とはならじ紫の君
平成二十三年七月二十七日
4
楓様の「夕暮れの堀川通り静かなる...
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鈴虫の音を待ちわびて誰が家か鳴る風鈴に涼風をきく
平成二十三年七月二十六日
8
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妻の足揉みつつ語るポツポツと今日一日の夜の更けゆく
平成二十三年七月二十五日
13
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真夏夜の吹き入る風の優しげに吾が手枕の君も包みて
平成二十三年七月二十三日
11
吾の手を 枕と臥せし 君の髪 吹...
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憂さ有れど鳥にしあらぬ人の身の飛び出しかねつせめて酔い寝る
平成二十三年七月二十二日
12
本歌はあの有名な 山上億良 ...
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カミさんが夕餉を造り吾を待つ手を合わせつつ今日も呑み行く
平成二十三年七月二十一日
2
心では 手を合わせつつ 有り難く...
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たおやかに誘ざなう指の香も甘く夏夜の闇に白く浮かびて
平成二十三年七月二十一日
11
誘なわれ 惑いし夏の 闇深く 蠢...
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