舞 さん
のうた一覧
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お湯割りの焼酎沁みる独り寝の思い出だけが暖たかい夜
平成二十三年十一月九日
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ギヤマンの靴抱きしめた君がいて白馬に乗れぬ僕がいた夜
平成二十三年十一月七日
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白椿ビルの狭間にひとり咲く朝日にさえも染まること無く
平成二十三年十一月七日
7
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色の無い雨に濡れ座す秋の御所傘に寄りつつ妻と訪ねる
平成二十三年十一月六日
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彩どりの 傘より聞こゆ 国々の ...
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何時の日か朽ち果ててゆく人の身に巡り来る秋 もの想わせる
平成二十三年十一月五日
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健やかな空腹みたす制服の少女のかじるチョコの香甘く
平成二十三年十一月四日
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目を伏せて俯むく君の面影を青春と呼ぶ 秋を眺めつ
平成二十三年十一月四日
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紅葉ばは流れも澄みし山川を錦とぞする風のしがらみ
平成二十三年十一月三日
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光源氏様、御歌ありがとう御座いま...
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百円のアテつまみつつ背の憂さを語りて晴らす友有り難く
平成二十三年十一月二日
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憂さも有り 夢もまた有り 杯の ...
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立ち呑みの皆それぞれに背に負いし荷を歌にせん力無くとも
平成二十三年十一月二日
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瞳から溢れる泪吾が指を何色に染む君想もう夜
平成二十三年十一月二日
12
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寒行でもみじと変わる桜かな 枯れてこそ知る花の色香を
平成二十三年十一月一日
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肌に立つ鋼ね刃冴えて溢る緋を啜すりて愛す君の全てを
平成二十三年十一月一日
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巡り来る今秋におり色移るもみじ葉漏れる陽を歩みつつ
平成二十三年十一月一日
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巡りゆく 今秋におり 色移る 木...
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さて今日も酔いて帰れる駅へ降りカミさんの角思いて覚めて
平成二十三年十月三十一日
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汗かきつ立ち働きし居酒屋の彼女等の顔艶やかに笑む
平成二十三年十月三十一日
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場末なる 立ち呑みの店 働ける ...
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それぞれの夏を語りて秋雨を炬燵に入りて妻と眺める
平成二十三年十月三十一日
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舞い出でる神の真庭の神楽舞舞えよ踊れよ ひとよの内に
平成二十三年十月三十日
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小青蝉也様 「黒裾にまかせて鶴...
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たぎる血の想いを胸に帰り来て妻と語らい憂さを忘れる
平成二十三年十月二十八日
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解き放つひと時だけと知りつつも酒に紛ぎらす一日の憂さ
平成二十三年十月二十八日
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