舞 さん
のうた一覧
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炬燵にて雨音を聞き休日の静かに過ぎる何事も無く
平成二十三年十一月十九日
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雨の日は 出かけもせずに 休日を...
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海賊となりて貴女を奪いたく思えど遠きふる里の君
平成二十三年十一月十七日
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雪の無い異郷の街の電飾に幻しに降る白き煌めき
平成二十三年十一月十七日
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絆とは呼ぶも儚き面影の君を偲びて酔うにまかせる
平成二十三年十一月十七日
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独り寝に君の吐息の聞こえ来る夢と知りつつまた夢を見る
平成二十三年十一月十六日
8
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北国の聖夜の頃の君へ降る白ひと色の雪恋しくて
平成二十三年十一月十六日
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君へ降る 雪ひと色の 白想う ふ...
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月影を受けて飛びゆく白鳥の呼び交う声の響きて遥か
平成二十三年十一月十五日
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呼び交わす 声遥かにて 白鳥の ...
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一葉も残さず散りて潔ぎよく霜を纏といて山桜立つ
平成二十三年十一月十三日
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ふと醒めて夜中の闇に時刻む時計の音が追いかけて来る
平成二十三年十一月十三日
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「出してくれ」胸の奥より木霊する声はあれども空耳と聞く
平成二十三年十一月十二日
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制服の少女にもあり時折に匂い立つ性 おんななりけり
平成二十三年十一月十一日
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その性に 生まれて咲かす 定め持...
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手を取れば恥ずかしがりて払い避くおぼこでもなし愚か吾が妻
平成二十三年十一月十一日
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人の目と 歳考えて 歩くべし 子...
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生き残る蝶一葉の舞い飛びて何を語るや秋咲く花に
平成二十三年十一月十一日
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小春日に咲く黄の花の名を問いて見上げる空に雲高くゆく
平成二十三年十一月十一日
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待つ人の我が家にありて有り難く酔いても思う家の灯りを
平成二十三年十一月十日
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帰宅する電車に溢る紺スーツ皆何事か荷物抱えて
平成二十三年十一月十日
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帰りゆく 地下鉄深く 乗る人も ...
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誰が人に見するや黒き乱れ髪紅さえ引かぬ白椿君
平成二十三年十一月十日
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神の坐す糺すの森の下鴨を雨に濡れつつ妻と参りて
平成二十三年十一月九日
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下鴨の 二葉葵の 睦まじく あや...
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手に余る想いを抱きて地下鉄の線路辿れば闇の果て無く
平成二十三年十一月九日
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ひとことの詫びをつぶやき白椿蕾手折て君の名を呼ぶ
平成二十三年十一月九日
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