舞 さん
のうた一覧
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秋風に揺れるも楽し青空と色を競える秋桜の花
平成二十三年十月七日
18
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大空の果てには在るや人の世の憂さの無き国雲を見上げる
平成二十三年十月六日
11
人の世に 人と生まれて 人と生き...
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紅葉をば幣と手向けて奥山に踏み分けゆかん妻問いの吾れ
平成二十三年十月三日
8
光源氏様「心のみ手向けど秋の.....
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病む夜に背をさすり来る妻の手のこの時ばかりの温もりの無く
平成二十三年十月三日
8
風邪ひきて 百薬の長 呑まんとす...
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秋謳う二十一首の宇宙ありその彩どりを愛でようた人
平成二十三年十月一日
11
歌会「秋を詠わん」 評価中です...
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陰に咲く花またありて曼珠沙華色紅を秘して佇たずむ
平成二十三年十月一日
9
月影の 照らして紅し 曼珠沙華 ...
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膝をつき汗浮かべつつ床磨く作業着ありてビルの片隅
平成二十三年九月三十日
6
作業着で 床磨く人 汗浮かべ 小...
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輝けるピアスを開けしその痛み触れる指へと甘く感じて
平成二十三年九月二十九日
4
指先の 触れるピアスの 煌めきて...
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身に沁みる秋風運ぶ虫の音に時は移れど同じ月影
平成二十三年九月二十八日
11
気が付けば 身にふりきたる 時の...
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朝日降る淀の流れの滔々と夢も歴史も呑みて留まらず
平成二十三年九月二十八日
7
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時々にこの真鏡を曇らせるその術べを知り大人へとなる
平成二十三年九月二十六日
4
折り合いを つけつつ歳を 重ねゆ...
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セーラー服の襟に二すじ純白の目に鮮やかな思い出の君
平成二十三年九月二十六日
14
紺の地に 白鮮やかに 二筋の 汚...
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酔うほどに月語り来る思い出に忘れんとする君の名を呼ぶ
平成二十三年九月二十六日
9
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「台風よ こねでけろじゃ」とテレビへと語りかけたる農夫の祈り
平成二十三年九月二十五日
8
悠々様の「血と塩の〜」に触発され...
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一夜吹く風敷きつめる枯れ葉踏む果てなく高き青空の下と
平成二十三年九月二十五日
5
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稲穂垂れ修羅微笑えむか 大空を見上げる農夫独り田にあり
平成二十三年九月二十四日
15
闘いの 神ひとり立つ 春の修羅 ...
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拒みつつ与える君の乳房には温もりのあり苦しみのあり
平成二十三年九月二十三日
5
温もりを 愛と名付けて 我がまま...
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コンクリとアスファルトなるこの街のどこに生きるか鈴虫の鳴く
平成二十三年九月二十一日
9
造くられた 緑の隅に 生きてると...
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否な否なと拒む貴女の頤とがいに指添えながら「恋」と呟ぶやく
平成二十三年九月二十日
7
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銀杏の香の立ち来たる秋並木夕陽受けつつ色移りゆく
平成二十三年九月十九日
9
色も香も 秋を迎えん 御堂筋 公...
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