舞 さん
のうた一覧
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濡れ落ち葉落ち葉なりには意地有りて踏まれるほどに地に貼り付ける
平成二十三年十一月二十日
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光速を超えて飛びゆく物ありと不可思議の宇宙にもあり人の内にも
平成二十三年十一月二十日
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濡れ落ちて踏まれてもなを紅葉ばの色鮮やかにまた踏まれゆく
平成二十三年十一月十九日
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炬燵にて雨音を聞き休日の静かに過ぎる何事も無く
平成二十三年十一月十九日
8
雨の日は 出かけもせずに 休日を...
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海賊となりて貴女を奪いたく思えど遠きふる里の君
平成二十三年十一月十七日
7
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雪の無い異郷の街の電飾に幻しに降る白き煌めき
平成二十三年十一月十七日
12
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絆とは呼ぶも儚き面影の君を偲びて酔うにまかせる
平成二十三年十一月十七日
6
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独り寝に君の吐息の聞こえ来る夢と知りつつまた夢を見る
平成二十三年十一月十六日
8
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北国の聖夜の頃の君へ降る白ひと色の雪恋しくて
平成二十三年十一月十六日
6
君へ降る 雪ひと色の 白想う ふ...
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月影を受けて飛びゆく白鳥の呼び交う声の響きて遥か
平成二十三年十一月十五日
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呼び交わす 声遥かにて 白鳥の ...
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一葉も残さず散りて潔ぎよく霜を纏といて山桜立つ
平成二十三年十一月十三日
7
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ふと醒めて夜中の闇に時刻む時計の音が追いかけて来る
平成二十三年十一月十三日
4
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「出してくれ」胸の奥より木霊する声はあれども空耳と聞く
平成二十三年十一月十二日
7
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制服の少女にもあり時折に匂い立つ性 おんななりけり
平成二十三年十一月十一日
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その性に 生まれて咲かす 定め持...
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手を取れば恥ずかしがりて払い避くおぼこでもなし愚か吾が妻
平成二十三年十一月十一日
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人の目と 歳考えて 歩くべし 子...
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生き残る蝶一葉の舞い飛びて何を語るや秋咲く花に
平成二十三年十一月十一日
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小春日に咲く黄の花の名を問いて見上げる空に雲高くゆく
平成二十三年十一月十一日
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待つ人の我が家にありて有り難く酔いても思う家の灯りを
平成二十三年十一月十日
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帰宅する電車に溢る紺スーツ皆何事か荷物抱えて
平成二十三年十一月十日
8
帰りゆく 地下鉄深く 乗る人も ...
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誰が人に見するや黒き乱れ髪紅さえ引かぬ白椿君
平成二十三年十一月十日
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