舞 さん
のうた一覧
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君の背の折れた翼は癒やせぬもそっと触れつつくちづけをせん
平成二十四年四月二十日
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桜には空青色がよく似合う咲き来る時も花散るさえも
平成二十四年四月十九日
11
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酔う吾れの夢や愚痴さえ頷いて聞いてくれたる妻有り難く
平成二十四年四月十八日
9
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肩揉めと幼き吾れに背を向けて酒呑む父の墓石冷たく
平成二十四年四月十七日
14
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この道を行く人有るや地に溢れ色新しき山桜散る
平成二十四年四月十七日
5
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呑み酔わん花散る夜に月映す杯に足る人の世の憂さ
平成二十四年四月十六日
4
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白珠のピアスの揺れる桜色如何にや穿がつ誰がために開く
平成二十四年四月十五日
3
白珠の 揺れるピアスの 影さえも...
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まだ堅き蕾に降れる名残雪貴女の肩に白き花咲く
平成二十四年四月十五日
7
恋初めし 十五の春の 名残雪 堅...
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春風にそれじゃアバよと乙女らの裾吹き返し花ふぶき降る
平成二十四年四月十五日
2
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みちのくに今廻ぐり来る桜花咲けよ咲け咲け春を謳たえよ
平成二十四年四月十四日
11
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髪に触れ手に触れ君の名を呼べば人を愛する哀しみの湧く
平成二十四年四月十三日
21
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ポニーテール歩みに揺れる貴女とも今日卒業の名残雪降る
平成二十四年四月十一日
10
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今日の日を過ごして沁みる酒苦く妻に見せらぬ憂さに酔う夜
平成二十四年四月十一日
3
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ぬばたまと例えて愛でし黒髪に降りくる雪と紛がう花片
平成二十四年四月十日
9
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手鏡の代わりに写す携帯に疲れた顔の見知らぬオヤジ
平成二十四年四月九日
9
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いつの日か世の憂さ知るやピカピカの制服の子ら背に桜受け
平成二十四年四月九日
9
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黒髪の貴女の肩に散る花は哀しき色をひたすら降らす
平成二十四年四月六日
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あと何度桜見れるか冗談す老いゆく母の背中小さく
平成二十四年四月六日
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咲くままに散りゆくままにひたすらに飾ることなく命咲かせる
平成二十四年四月五日
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一日の傷を押さえて呑む酒も今日こそ沁みる桜咲く夜
平成二十四年四月四日
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