舞 さん
のうた一覧
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飢えてあるケモノ一匹老い果てて夢さえもなく風雲を見る
令和五年九月十二日
5
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おみな子を抱き奪いて山の辺に朽ちゆく夢も見ない秋風
令和五年九月十二日
7
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忍ぶれど色にでるとかイミフなる歌に変わらぬ人の恋かな
令和五年九月十一日
8
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歌垣の恋ほがらにも苦しかる思いあるべし千年過ぐとも
令和五年九月十一日
7
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モノクロのうつつに添いて鮮やかなあの日のままの君の居る夢
令和五年九月十日
10
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明月の陰の闇より艶やかに鳴く秋虫の妻問いの声
令和五年九月九日
12
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迷い道時に諍い行き止まり戻りて歩むふたりゆく旅
令和五年九月八日
8
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「シェルターにも 春忍び寄る 子の笑顔」戦火の国の少女の俳句
令和五年九月七日
8
ウクライナの女性の俳句を翻訳した...
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焼き尽くす火も埋もれ火に懐かしみ触れては残るやさし温もり
令和五年九月六日
0
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片隅に 棲むふたりして 倹しくも なにとなくある ささやかな幸
令和五年九月六日
10
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夕焼けの美し赤をながめ立つおのこ老いゆく影のみ残し
令和五年九月五日
9
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夏朽ちて夜風いささか凛としたおみなの姿思わせて吹く
令和五年九月四日
13
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秋風の色香に添えて妻問いの虫らの声にやさし月かげ
令和五年九月三日
0
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少年の 恋ささやかに ときめくは 背のびてもなを とどかぬ女へ
令和五年九月三日
8
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青空の カケラそちこち 水たまり 眺めつ歩む 空ゆくごとく
令和五年九月二日
12
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遠い日のふるさとの夏ともにした花火の色は鮮やかなまま
令和五年九月一日
11
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ヨチヨチと歩む幼な子父母は自ら行けと見守りて立つ
令和五年八月三十一日
12
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うろこ雲見上げて揺れる秋桜と夏の記憶を語る蝶々
令和五年八月三十日
12
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開け放つ窓より入れる虫の音は風の色香にひと色を添え
令和五年八月二十九日
8
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気が付けば入道雲の白さにはもう染めれない僕の大空
令和五年八月二十八日
9
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