舞 さん
のうた一覧
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飛行機を折りては翔ばす囚われの身にも残さる青き空へと
令和五年二月二十八日
8
「うたのわ」を詠む
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時の海へ み深く隠す 御垣守 灯す炎らに 辿る澪標
令和五年二月二十七日
7
大中臣能宣(49番) 御垣守(...
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人も無き吹雪の果てに葬儀社の灯す火明かき冬の底かな
令和五年二月二十六日
13
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弟は 母引くソリに ひとり占め その手をつなぐ 姉楽しげに
令和五年二月二十五日
5
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地下鉄で 周り気にせぬ バカップル 愚か若さの やや羨まし冬
令和五年二月二十四日
10
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現実の傷知らぬままバーチャルの恋など語る女子高生ら
令和五年二月二十三日
8
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北の地の星凍てる夜に音もなく降りくる光りダイヤモンドダスト
令和五年二月二十二日
11
細氷、大気中の水蒸気が昇華して、...
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おしっこで雪の原へと字を書いた経験無くとZ世代は
令和五年二月二十一日
8
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イヨマンテ熱の余韻に戯れに語り誘えばピリカは笑う
令和五年二月二十日
8
イヨマンテ 熊送りの祭り ピリ...
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あの頃は出来てた事が出来ないと只それだけの歳の暮れかな
令和五年二月十九日
13
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人として初めての雪産まれ子は母のみ胸に抱かれて見る
令和五年二月十八日
11
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仏像の慈悲の笑みとか蘊蓄を聴いてくれてる君の微笑み
令和五年二月十七日
9
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今朝もまたあさげ用意す音のするおこし来るまで聞きつ微睡み
令和五年二月十六日
9
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乙女子の髪艶やかにいつの日か恋知り散らす花の清しく
令和五年二月十五日
8
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山川に 遊ぶふるさと 今日の雪 映すテレビに ふと手がのびて
令和五年二月十四日
8
望み見る 遠き故郷 山川に 駆け...
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手鞠つく 子らは夕日に 帰りゆく 僧も山居へ 影を友とし
令和五年二月十三日
10
一日を 小さき子らと 手鞠つき ...
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父母の事供養す酒に出で来ては語り尽くせよ我の子の頃
令和五年二月十二日
8
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流星は 孤独に耐えて 耐えきれず 地の灯火へ 堕ちて消えゆく
令和五年二月十一日
10
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冬の間の穏やかな日に母の引くソリに乗る子の小さ欠伸す
令和五年二月十日
9
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物の怪の 好みひそむか 雪明かり 影無く歩む 街をゆく人
令和五年二月九日
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