舞 さん
のうた一覧
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枯れ葉へと止む事も無く銀色の雨のひた降る秋の夕暮れ
平成二十四年十一月十一日
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酔いどれた吾が影許せ凍て月よお前にかこち酔う憂さもあり
平成二十四年十一月八日
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家々の夕餉の香りそれぞれの幸せのあり窓の灯りに
平成二十四年十一月八日
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恋という言葉知る夜に乙女子の幼な唇誰の名を呼ぶ
平成二十四年十一月七日
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恋と言う言葉を知るや幼げな制服の君朝日背に受け
平成二十四年十一月六日
7
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歌一首想うも貴女名も知らぬみどり黒髪香に惑わされ
平成二十四年十一月五日
6
歌わんと 独り歩めど 明月も 過...
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艶でやかに桜紅葉の紅の枯る間に燃ゆるひと時の色
平成二十四年十一月五日
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熱燗の温もりに酔う秋ひと夜満つ月影も色柔らかく
平成二十四年十一月二日
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小春日の陽溜まり優し公園に目閉じて座る老人独り
平成二十四年十一月二日
6
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時折にそっと触れたる古傷は開かぬように治らぬように
平成二十四年十一月二日
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アルバムの見知らぬ笑顔夢望ぞむ瞳見返す時を隔てて
平成二十四年十一月一日
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変色し 開かれもせぬ アルバムに...
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街路樹を叩きつ歩む夜独り拳ぶしの血潮慰めとして
平成二十四年十月三十一日
6
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思い出をカランと貯める貯金箱いつか開けよう君とふたりで
平成二十四年十月三十一日
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陽炎の揺れる間に消ゆうたかたのひとよ集える宴哀しも
平成二十四年十月三十日
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泡沫の 集いて消える 人の世の ...
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あなたとは終いの棲みかをともにする例えて言わば妻のひと文字
平成二十四年十月二十九日
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虚ろなる心埋めんと酒に酔う酔うほど苦し独りこの夜
平成二十四年十月二十九日
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枯れ葉には青葉茂れるひと夏の思い出のあり降れよ悔いなく
平成二十四年十月二十八日
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雨音をひねもす聞きて休日の妻と語りて秋は深けゆく
平成二十四年十月二十八日
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時折に降る秋雨に貴女をば想えど虚し慕えど哀し
平成二十四年十月二十六日
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出張のひと仕事終え直帰する新幹線のビール最高
平成二十四年十月二十六日
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