舞 さん
のうた一覧
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何事か挑まんとしてスマホなる摩訶不思議へと手を伸ばしけり
平成二十五年二月八日
4
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夕焼けに雲ひとすじに飛行機のいざ飛びゆけよ明日の空へと
平成二十五年二月八日
7
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満ち足りた恋など無いと傷痕をそっと隠して君は目を伏す
平成二十五年二月七日
9
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ホームレスごみ箱漁る背を照らす億ションの灯に如何な人棲む
平成二十五年二月七日
6
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雪の間を耐えて芽を吹く福寿草春お日様のひと欠けら咲く
平成二十五年二月六日
8
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用もなく妻の名を呼び返事のみ聞きてまた寝る休日の昼
平成二十五年二月五日
28
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スマホ見る本開く人眠る人皆孤独なる通勤電車
平成二十五年二月五日
4
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傾ける杯の数かぞえれば歳をとりたり気は若くとも
平成二十五年二月五日
2
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つかの間の寒の緩みにひと息をつきて見上げる空伸びやかに
平成二十五年二月四日
14
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柏手し垂れる頭べの草人の願い感謝の朝神やしろ
平成二十五年二月四日
6
草々の 民ひと祈る ささやかな ...
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吹雪く夜の風音寂し独り寝にせめて偲ばん君の黒髪
平成二十五年二月四日
4
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装いは春の先駆け乙女らの脚健やかに如月をゆく
平成二十五年二月三日
16
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制服の少女ら歩む校門に朽ちや赤き山茶花の咲く
平成二十五年二月一日
4
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ため息をホッと一息コップ酒呑んで流れる一日の憂さ
平成二十五年二月一日
4
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山茶花の朽ちゆく色の紅いを名残りとぞするひと冬の花
平成二十五年二月一日
5
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バーボンのロックグラスを差し出してイブの笑みする共に堕ちよと
平成二十五年二月一日
2
カウンター 深い河なる 対岸の ...
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春ひさぐ女と呑みし水割りの甘く苦くも時の朧ろに
平成二十五年一月三十一日
6
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酔い潰れ汚れた路地に這いいざり君の名を呼ぶ吾が春の夜
平成二十五年一月三十一日
7
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弁当を持たせてくれて背に触れて「気を付けてね」とカミサンの声
平成二十五年一月三十一日
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北国の昨夜も降るや貴女へと雪に添えたし紅寒椿
平成二十五年一月三十一日
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