舞 さん
のうた一覧
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ツバクロ奴いたく騒ぎてそちこちへ如何にか愛し巣の子供らの
平成二十五年四月十四日
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いつの間か 巣に産まれたる 子の...
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踏まれても踏まれてもなを道端に小さく咲ける名も知らぬ花
平成二十五年四月十四日
13
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生い初める山菜肴に燗地酒酌み交わさんぞ春便り来る
平成二十五年四月十一日
5
雪解けの 山の恵みを いざ共に ...
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芽吹き葉を着けたる枝を大空にのびのび伸ばし並木欠伸す
平成二十五年四月十日
16
萌え出だす 緑葉着けし 並木らの...
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弁当を鞄につめて今日もまた仕事と名づく時を過ごしに
平成二十五年四月十日
10
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妻を乗せ夢思い出と西東愛車に名づくアルカディアと
平成二十五年四月九日
3
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気の早い燕ふたりが去年の巣をさえずりながら繕っている
平成二十五年四月九日
13
こぞの巣を つくろっている ツバ...
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腹底に燃える思いは家で待つ家族のために深く深くへ
平成二十五年四月八日
7
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泣くほどに吾れを叱れる母老いて従い歩む吾れの背の後
平成二十五年四月八日
14
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糧のためすり減らしつつ何時の日か忘れ捨てらる今日か明日か
平成二十五年四月七日
6
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ひと夜のみ乱れて消える春嵐の後朝の跡夢花筏
平成二十五年四月七日
10
しゅんらん の 夢の名残の 花筏...
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咲かぬまま春を過ぎゆく老いた木の影寂しげに背を丸めたり
平成二十五年四月五日
17
昨年の 花を偲びて 老い桜 春の...
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人去りし墓地に添えたり色ひとつ見る者も無く桜繚乱
平成二十五年四月四日
13
野仏に 色を添えたり 春風の ...
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闇黒の宇宙に浮かび光満つ青き地球の命の不思議
平成二十五年四月四日
2
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濡れ落ちた花びら達を敷き詰めた歩道を人が踏みしだきゆく
平成二十五年四月三日
4
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夜明けにはあがった雨に濡れた花朝日を受けて色が輝く
平成二十五年四月三日
4
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抜け殻を演じて過ごす8時間唯々諾々と右や左へ
平成二十五年四月三日
3
みずからに 演じて過ごす 一日を...
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その後に胸に耳寄せトクトクと僕の命を感じ休める
平成二十五年四月二日
1
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この空に夕焼けのある不思議さよビル立ち並ぶコンクリの街
平成二十五年四月二日
5
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鳥の名を誰にや問わん花の間に老いゆく吾れに去年の鳥鳴く
平成二十五年四月二日
6
去年の花 変わらず咲ける 時の間...
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