舞 さん
のうた一覧
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ひと時は荷物を下ろしコップ酒苦きに流す憂さのあれこれ
平成二十六年四月二十六日
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見送りは要らぬと去りし父の背の語り来る夢声は聞こえず
平成二十六年四月二十五日
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残された年を数えて顧みる足跡も無く時の旅人
平成二十六年四月二十四日
5
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経る時の現れ来たる頭頂を自嘲えるほどに歳に馴染める
平成二十六年四月二十三日
5
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嗚呼そうかあなたは何時か夢の底消えてゆくのか記憶の海に
平成二十六年四月二十二日
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曇天も颯爽と飛ぶ燕らの軌跡も清し青葉吹く頃
平成二十六年四月二十一日
6
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爛漫と花咲き昇れ舞え花神青空駆けよ桜咲け咲け
平成二十六年四月二十日
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舞い昇れ 花咲かす神 日の本の ...
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ヒタヒタと追いかけて来る足音が胸に積もって目覚めても闇
平成二十六年四月二十日
5
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恋うひとの香も面影も見えぬまま主じ無き花咲く夕べかな
平成二十六年四月十九日
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酔うままに多少なことはセクハラとなることはなく妻と晩酌
平成二十六年四月十八日
5
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背に余るまだピカピカのランドセルひとり淋しげ地下鉄を待つ
平成二十六年四月十七日
6
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天守ある堀の水面の花いかだ桜のつくる風のしがらみ
平成二十六年四月十六日
2
「山川に 風のかけたる しがらみ...
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咲き昇る桜のニュース妻と聞き居ながらにする花行脚かな
平成二十六年四月十五日
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いつの日か与えられたる時満ちてひとみ閉ず日の空青くあれ
平成二十六年四月十四日
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寂しさに耐えたるひとや山桜風に委ねた花便り来る
平成二十六年四月十三日
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いずこから 便りとするや ひとひ...
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ごみ置き場片隅にさえいろどりの名も知らぬ花慎ましく咲く
平成二十六年四月十二日
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とし毎に手合わす数や撫でる箇所多くなりゆく身代わり地蔵
平成二十六年四月十一日
9
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制服もまだ恥ずかしげ校舎へと桜装う少女らのゆく
平成二十六年四月十日
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学校へ 続く並木の 桜咲く 下道...
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手のひらに載せて儚きひと房の枝垂れ桜の薄紅の色
平成二十六年四月九日
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杖ついて桜の下をゆく二人寄り添う肩に花びらの落つ
平成二十六年四月八日
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