舞 さん
のうた一覧
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下賀茂の糺の森を潤して白い雨降る貴女へ僕へ
平成二十五年九月七日
6
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夏ゆきてひぐらしの鳴く夕暮れに日焼けた子らの下校する声
平成二十五年九月六日
5
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一杯めまずカミサンに手を合わせ二杯三杯傍若無人
平成二十五年九月五日
4
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この世では添うことの無き君なればただ密やかに名を酒にとう
平成二十五年九月四日
11
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水鳥の名は知らねども淀川に独りたゆたう雨は降りつつ
平成二十五年九月三日
10
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雨降りてまた雨降りて降るごとに心もしのに染まる秋色
平成二十五年九月二日
2
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今日もまた糧得るために出勤す吾が背支える妻の声聞き
平成二十五年九月一日
5
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向日葵の俯いて聞く虫の音に夏まだ残る夜半の月影
平成二十五年八月三十一日
6
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真夜中に目覚めて遠く鈴虫の声を聞きつつまた寝入りたる
平成二十五年八月三十日
7
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颯爽と吾れを追い越す若者ら何時かは知るやこの寂しさを
平成二十五年八月二十九日
7
とぼとぼと 歩める吾れは 追い越...
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夏の日の残れど優し吹く風にまかせて見上ぐ空うろこ雲
平成二十五年八月二十八日
6
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思い出をふと振り返える酔う夜に彩りひとつ君のまなざし
平成二十五年八月二十七日
3
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こぬか雨潤う並木御堂筋たわわに実のる銀杏も濡れ
平成二十五年八月二十六日
3
懐メロですね。
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何時知るや洒落たカップル列び待つほんとの味を夫婦善哉
平成二十五年八月二十五日
2
織田作之助
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妻待てど夕陽の暮れる寂しさにたゆたい歩む吾が影を追う
平成二十五年八月二十四日
2
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目に痛き学生たちの夏服の白より出でる日焼けした腕
平成二十五年八月二十三日
5
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夕焼けの早い遅いをたわいなく妻と語りつ休日のたり
平成二十五年八月二十二日
6
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ゆく夏を悼みて落ちる蝉ありてはや秋虫の弔いて鳴く
平成二十五年八月二十一日
6
ひと夏を 鳴きて悔い無き 蝉落ち...
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テレビには出れない球児ら練習の声響き来る汗よ輝け
平成二十五年八月二十日
4
テレビでの 華やぐ試合 見もせず...
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盆ゆきて蝉の声さえ柔らかく思えるような黄昏のいろ
平成二十五年八月十九日
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