舞 さん
のうた一覧
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紅葉の燃えだす木々の紅や黄の朽ちゆくものの色美しく
平成二十五年十一月十日
15
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黒丸をブロック塀に書き付けて世界終わらすスイッチとせん
平成二十五年十一月九日
3
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老いてゆく日々に鮮やか故郷の離れて遥か山河の夢
平成二十五年十一月八日
5
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君の背の翼傷つく苦しみの涙のごとく雨優しげに
平成二十五年十一月七日
5
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あの星は子供の頃に見た星と変わらぬ星か誰にや問わん
平成二十五年十一月六日
7
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コンビニで売ってるような一日を夢も語らず今日も終えたり
平成二十五年十一月五日
10
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出張す吾れ送り出す伸びやかな笑顔の妻の有給休暇
平成二十五年十一月四日
6
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京御所を妻と訪れ秋の日の暮れゆくなかを手つなぎ歩む
平成二十五年十一月三日
8
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そちこちとまだ消え残る虫の音は生きているぞと励ましあって
平成二十五年十一月二日
6
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いずこへも持って帰れぬ今日の憂させめて潰せる酎ハイの缶
平成二十五年十一月一日
10
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手も触れず話す言葉も訥々と今じゃプロレス鬼嫁一人
平成二十五年十月三十一日
2
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音も無くけがれも無くて清水の音羽の滝に秋細雨の降る
平成二十五年十月三十日
4
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思い出の校舎の陰の野の花の名はまだ知らず君の名とする
平成二十五年十月二十九日
7
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何かにともの思わせる秋朝の季節に移ろう桜木の色
平成二十五年十月二十八日
3
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岩木なる山白くして十和田湖の木々燃えいだす空の青きに
平成二十五年十月二十七日
5
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酔うほどに愚痴を呟くクダラナイ吾れを笑えよ葉隠れの花
平成二十五年十月二十六日
9
葉隠れに 知られず咲て ただ独り...
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手折らんと触れて儚き花の香に君を重ねんいざ吾がもとへ
平成二十五年十月二十五日
5
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ひとすじの星の落ちゆくその頬に唇寄せん時止まれ今
平成二十五年十月二十四日
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妻問いの深山の鹿も色移る紅葉も降らず暮れるビル街
平成二十五年十月二十三日
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あの詩はまだ好きですかその声で詠んでください僕逝く時に
平成二十五年十月二十二日
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