舞 さん
のうた一覧
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もう既に俺の翼はぼろぼろで飛べないけれどあなたのために
平成二十六年十月五日
4
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何もかもクシャクシャにして投げ棄てんそんな一日今日も過ごして
平成二十六年十月四日
5
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北国の金木犀の無き街に育ちし妻と愛でる香甘く
平成二十六年十月三日
5
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エルフいる森かと思う紅葉の敷きつめられて青竹の春
平成二十六年十月二日
5
春、筍収穫するを竹の秋となし。 ...
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生活の糧得る為と割り切って過ごす日々にも秋の風吹く
平成二十六年十月一日
8
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秋にこそもの思う夜の闇深く月さえ射さぬ吾が影とゆく
平成二十六年九月三十日
9
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右左小指手のひら五本指カップルつなぐ様々な愛
平成二十六年九月二十九日
3
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吾が歳の父如何ならんそれぞれに交わる刻はゆきて語れず
平成二十六年九月二十八日
7
この歳の 父見る子なる 吾れなれ...
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山々は変わらぬままに訛りさえまして変わらぬ夕焼けの色
平成二十六年九月二十七日
7
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秋ゆくを金木犀に教えられ明けの遅れる通勤の径
平成二十六年九月二十六日
7
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唇を寄せては熱き肌の香の堕ちる貴女の紅き血汐は
平成二十六年九月二十五日
6
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ひと葉ごと音無く落ちる紅葉の木洩れ日のなか秋の更けゆく
平成二十六年九月二十四日
8
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かめ虫の骸が風にカラカラと行き着く果ての木枯らしの音
平成二十六年九月二十三日
5
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幼子のむずがり泣くを若夫婦母抱きあやし父すべもなく
平成二十六年九月二十二日
8
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紅色の恐ろ恐ろに曼珠沙華蝶もひらひら行くやとまるや
平成二十六年九月二十一日
5
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寂しさに独り耐えたる夜は長く幾度目覚めて虫の声聴く
平成二十六年九月二十日
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道端の踏まれる雑草にも意地一分小さいけれど花は花なり
平成二十六年九月十九日
5
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遂げられぬ人生がある振り返る軌跡の中に君を探せば
平成二十六年九月十八日
8
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虫けらの血ほどに赤い夕焼けが今日を過ごした俺を照らすぜ
平成二十六年九月十七日
6
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玉手箱開けて眺める卒業の写真の吾れは何語り来る
平成二十六年九月十六日
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