舞 さん
のうた一覧
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年明けて 補習?クラブか? 登校す 子らの瞳に 冬晴れの空
令和六年一月七日
9
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ふるき世の 詞華集に棲む うたびとら うたい とい来る 言の葉の色
令和六年一月六日
8
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雪原に飢えて一匹痩せ鴉雪へ染まらぬ射干玉の羽
令和六年一月五日
12
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年毎に 短かに過ごす ひと年を 思わせ暮れる 正月のあけ
令和六年一月四日
11
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おめかしし年始お出かけ少女にも時に艶ある髪梳くしぐさ
令和六年一月三日
9
黒髪を ふと手櫛して かきあげる...
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初夢に願いもなくて老い二人ただ穏やかに過ぎよこの年
令和六年一月二日
15
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空は海を 海は地を抱く この星の ひと諍いにも 新た光の満て
令和六年一月一日
9
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露の身の夢のまた夢年の瀬を越えてまた見る夢の新玉
令和六年一月一日
10
「露と落ち 露と消えにし 我が身...
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異世界の街へと変える雪明かり実のみ色あるエゾナナカマド
令和五年十二月三十一日
12
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寄り添いてベンチに座る老い人の杖もそれぞれ共に寄り添い
令和五年十二月三十日
12
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キッチンの音を聞きつつ二度寝する起こし来る妻待つ間のたりと
令和五年十二月二十九日
10
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酸い苦い時によりては美味酒を味わい尽くすも飽きぬこの酒
令和五年十二月二十八日
7
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父母の愚かさも知る歳となりしみじみ偲ぶ親不孝者
令和五年十二月二十七日
13
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「クリスマス次月曜かぁ」「若い子は気にはしないよ、若いから」と妻
令和五年十二月二十六日
7
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布団へとまだくるまるか冬休み子らの踏み跡残る校庭
令和五年十二月二十六日
9
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秘めやかに 思いは積もり溢れては滾りて出でる 恋と名付けん
令和五年十二月二十五日
12
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脚出して街ゆく女若き頃妻もかくにか時のかなたに
令和五年十二月二十四日
10
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道端のこの石ころも地のなりて何億年か星見てきたか
令和五年十二月二十三日
10
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妻なりの家片隅にささやかなジンクスありて幸あれかしと
令和五年十二月二十二日
10
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少年は戸惑いながら大人へと無くしゆくもの気づくことなく
令和五年十二月二十一日
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