舞 さん
のうた一覧
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目覚めれば月は明るく夜は寒くひと恋う褥に温もりの夢
平成二十七年十月二十三日
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恋するに良き季節かなもゆる葉の散るくれないの色に秘めつつ
平成二十七年十月二十二日
12
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今日もまた開ける弁当暗きより作れる妻にいただきますと
平成二十七年十月二十一日
18
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風吹けばいささか寂し秋の暮れ枯れゆくもみじ葉音かそけく
平成二十七年十月二十日
13
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子の知らぬ山河もあるや黙しつつ母語りたる父の写真と
平成二十七年十月十九日
13
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紅葉の色降るにさえなを白き秋を装うおみならの頬
平成二十七年十月十八日
12
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信号を待つ園児らの黄色帽枯れゆく街に明き花咲く
平成二十七年十月十七日
9
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憎らしくカラスが鳴いてお前さえバカにするかよこの濡れ落ち葉
平成二十七年十月十六日
10
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ひと時の遍路となりて回向せん木枯しに立つ独り地蔵へ
平成二十七年十月十五日
18
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下鴨の社に静か秋の雨糺すの森の木々を染めつつ
平成二十七年十月十四日
15
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信号を待つつかの間に幼子に歌唄いやる家族優しげ
平成二十七年十月十三日
9
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ペガサスの飛翔のごとく秋の田に風駆け抜けて稲穂波立つ
平成二十七年十月十二日
11
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秋の夜半雨の降るらんもみじ葉に朝日映して残る白珠
平成二十七年十月十一日
14
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この旅が終わる日がきて傍らの君と眺めるどんな景色か
平成二十七年十月十日
8
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プッパァラプッパァパッパッパァと電話せばらっぱらぱっぱぁプと応えるアホ夫婦
平成二十七年十月九日
4
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コスモスの花一輪に秋の風揺れて涼しと鈴虫も消え
平成二十七年十月九日
10
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万葉のひとまた見上ぐ飛ぶ鳥の明日香の里の大空の青
平成二十七年十月八日
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万葉の 香の立つ飛鳥 駅舎より ...
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妻の足揉んでやりつつポツポツと今日のことなどともに語りて
平成二十七年十月七日
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虫の音も細くなりくる秋の暮れ欠けゆく月の影もあわれと
平成二十七年十月六日
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訥々と言葉にならぬ言の葉にとどけひと言熱き想いの
平成二十七年十月五日
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