舞 さん
のうた一覧
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白き峰はるかに高く石狩の平野の果てに大雪の山
令和六年二月二十九日
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子泣く声 母あやす声 昭和から平成令和 変わることなく
令和六年二月二十八日
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母が子を 抱きて交わす 言の葉は...
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胸のおく 小石いくつか ふれる音 目覚めて闇に 老いの夜かな
令和六年二月二十七日
9
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子の頭胸に支えつ若母は雪残る街一歩一歩と
令和六年二月二十六日
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春を待つ北のモシリの人の背に雪は寂しく雨は優しく
令和六年二月二十五日
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星座とか好むものとか知りたくて恋て言葉を知り初めるころ
令和六年二月二十四日
7
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乙女子の恋まだ知らぬうすさくら染むほほ映える如月の雪
令和六年二月二十三日
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ひと知らぬ み山雪の間 福寿草 秘めやかに咲く北国の春
令和六年二月二十二日
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親の背がわれより低くなる頃の今こそ知れる嬉し淋しを
令和六年二月二十二日
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蝶ひとり如月の夜に酔いて見る空をゆく夢羽は朽ちつつ
令和六年二月二十一日
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かけめぐり ほほ染む子らは かぜの香に さきがけて知る 春のきざしを
令和六年二月二十日
11
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笑み歩むビリカメノコやコロボックルネオンの街に映える粉雪
令和六年二月十九日
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をみな皆 美人と成せる 粉雪の ...
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嫋やかな隠る日やさし如月の何事もなく過ぎる一日
令和六年二月十八日
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うす曇り こもるお日さま たおや...
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ライラック 一房愛でし たなごころ もう記憶のみ 残る花の香
令和六年二月十七日
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古き家のさら地となりて雪のみのリラ咲く庭も愛ず人もなく
令和六年二月十七日
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ライラック 一房愛でし たなごこ...
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空高み 遠き大雪 山達の 白き頂 峰を競いて
令和六年二月十六日
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「ぜんまい時計」様 皆様、有り...
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凍て月もおぼろに煙る雪明かり長閑更けゆく弥生待つ夜
令和六年二月十五日
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如月ものどか雪解け月もおぼろに
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餌漁る餓えた鴉の声ひとつ翔べないヤツと俺を嘲る
令和六年二月十四日
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シニア割り ・・・・・・ 嬉しくもあり 嬉しくもなし
令和六年二月十三日
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早乙女の髪へと降りて濡れもせず解けては消える如月のゆき
令和六年二月十三日
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