舞 さん
のうた一覧
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ひと夜寝て忘れてしまうゆきずりの恋などしたい吾れであったり
令和元年六月三日
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自堕落にサキュバスとかと恋をして堕ちて眠らん君を添い寝し
令和元年六月二日
4
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ここ痛いあちら痛いと妻言えば我も同じく病む心地して
令和元年六月一日
7
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吾が胸に老いてやすめる鳥いちわ大空をゆく夢も忘れて
令和元年六月一日
2
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吟遊のうた人気取りひとり酒酔いてあなたの名をつぶやいて
令和元年五月三十一日
4
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酔うほどに時を揺蕩う吟遊の詩人となりて君をさがしに
令和元年五月三十一日
3
刻のなか 埋もれたきみの 面影を...
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花壇へと花植えるひと野の花を刈るか残すかやや手の停まり
令和元年五月三十日
7
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夏用の制服となる学生ら五月晴れゆく影も清げに
令和元年五月三十日
4
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流星が夜空につける煌めきの傷のごとくの恋であったと
令和元年五月二十九日
5
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アポロンの禁断の実を秘めて持つカップルたちの美しき夏
令和元年五月二十八日
2
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さみだれに 濡れてや まどう 葉隠れの 花しるもの の なきぞ かなしく
令和元年五月二十七日
4
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たなごころ眺めてたどる手の線を吾が来し方と重ねあわせて
令和元年五月二十六日
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「運命や 知能線とか 手の内の ...
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こどもらは臆すこと無く水溜まり傘の彩り映し駆けゆく
令和元年五月二十五日
4
「ダンディを 気取って濡れて ジ...
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さみだれのひと夜したたる白珠を宿して染めるリラの花房
令和元年五月二十五日
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この海に抱かれたならば哀しみの満ちて溢れん吾が瞳から
令和元年五月二十四日
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日高なる 北の海へと 立つ者に ...
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酒酌めど温まること無き夜のひとり寝辛きリラ冷えのころ
令和元年五月二十三日
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誰がひとにま白の夢の乙女子はその美しの髪愛でさせる
令和元年五月二十二日
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朝、娘さんたちの髪が、艶ややに美...
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吾れもまた寂しかるべしチューリップ一輪のみの荒れ野へと咲く
令和元年五月二十一日
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和名鬱金香。1970年頃までは、...
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なにをかに怒りを持ちて若者と呼ばれしころの吾れあらなくに
令和元年五月二十日
9
意固地には 歳のせいさと 言い訳...
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あこがれて花は愛でるも老いてなを解らぬままに恋てふものは
令和元年五月十九日
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