舞 さん
のうた一覧
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人混みに親呼ぶ声の幼な子の我が父母も笑い出でませ
平成三十年九月二十二日
7
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彩りの雨通学路ひらく傘駆け出す子らや花を見る子も
平成三十年九月二十一日
9
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ひと時は踏み惑わせる春の夜のときめき悼む追憶の秋
平成三十年九月二十日
12
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つり革を掴むおみなのマニキュアもやや秋色の長月の暮れ
平成三十年九月十九日
11
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道端の名を問うことも無き花の踏まれてもなを咲く逞しさ
平成三十年九月十八日
13
「HKT48成長記」
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街の灯が消えているから星たちがあんな沢山みな輝いてる
平成三十年九月十七日
11
街の灯の 消えてぞともる 石狩の...
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月のみは静かに照らすネオンなき北のすすきの大なゐの夜に
平成三十年九月十六日
14
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華やいだセーラー服の乙女らも母となるらん命かけつつ
平成三十年九月十五日
15
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老いらくの恋などしたき夕暮れのひとこいさせる茜雲かな
平成三十年九月十四日
14
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明日また一日過ごし老いてゆくただそれだけの今日も過ごして
平成三十年九月十三日
11
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新枕交わせる乙女なれの果ていびき健やに吾れを押しのけ
平成三十年九月十二日
12
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憂いつつ老いゆくひとの思いなど時知らぬがにかけ駆け抜けて
平成三十年九月十一日
12
ひと憂う そんな思いも 知らぬが...
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大風にた折れし枝のその間から日さして生いるみどり新たに
平成三十年九月十日
12
台風を過ごして木々のそちこちに枝...
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子の頃に食べし弁当思い出を病み臥す母と語る病室
平成三十年九月九日
11
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朝毎にこの駅で乗り終えてまたこの駅に降るまた今日も過ぐ
平成三十年九月八日
5
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夜半地震寄り来る妻を庇いつつややこの時は男のこ示せる
平成三十年九月七日
11
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嵐吹くひと夜を過ごし明く朝に素知らぬ顔で咲く野辺の花
平成三十年九月六日
10
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古ひとの伝える知恵のやま風の二百十日のむべ嵐なる
平成三十年九月五日
5
九月一日、二百十日でした。
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いつまでも若くはないと鏡見つふと聞こえくる小さき妻の背
平成三十年九月四日
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優しげな風にたゆたう花ながめひねもす寂しひと日終われる
平成三十年九月三日
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