舞 さん
のうた一覧
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逝く者を留めるすべのあらばこそ聞き語るべき思い出ととも
令和元年八月十七日
9
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青空が不思議なくらい澄んでたと十の少女の瞳の記憶
令和元年八月十六日
7
逝ってしまった人の伝承として
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家族風呂髪洗う妻背をながめ空を眺めてつかる湯長閑
令和元年八月十五日
3
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枯れ野ふく風となりたや行く先ははぐれ雲ゆく大空の果て
令和元年八月十四日
10
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ひと替わり街変わりゆくふるさとに鈴虫のなく盂蘭盆会かな
令和元年八月十三日
9
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幾つかは語り聞きたきこともあり戻り語れよこの盂蘭盆会
令和元年八月十二日
4
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ひとくちめ呑んでため息今日も終え妻と語らいほっと晩酌
令和元年八月十一日
5
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み仏の掌へとかぶせたる宇宙の器のひとのよの吾れ
令和元年八月十日
2
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蜻蛉の網戸にひとり雨宿りまだこれからと吾れを励まし
令和元年八月九日
8
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時計台木洩れ日さやか立秋の暦に似合う札幌の夏
令和元年八月八日
6
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浴衣着た乙女子たちのハシャギゆく今を楽しめ夏短きを
令和元年八月七日
6
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流れ星いつも願いは二回までかなわぬままに宇宙へと消え
令和元年八月六日
5
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海の砂スイカとうきび白い雲もう戻らないあの夏の日は
令和元年八月五日
5
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ヤーヤドの声に送られ夏の夜を扇ねぷたの愁い美人画
令和元年八月四日
7
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巡る季節暑いねだとか寒いとかあと何回か語れるだろう
令和元年八月三日
2
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夕焼けや道端の花雲などをふと美しと思える幸せ
令和元年八月二日
3
閉まる戸を 何気にとめて くれる...
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幾たびの春の別れの川の名にいかに優しきカムイ坐します
令和元年八月一日
8
作詞:阿木燿子,作曲:宇崎竜童 ...
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角打ちのコップ酒へと浮かびくる吾が来し方の酔い苦き夜
令和元年七月三十一日
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通学路白線だけを踏み歩く子らは真剣「落ちたらしぬぞ!」
令和元年七月三十日
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ぬばたまに香のみの君を求めてはあこがれ出でるひとや不知火
令和元年七月二十九日
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