舞 さん
のうた一覧
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吹雪き吹く北の街にも生きんとすゴミ咥はえ立つ鴉ま黒く
平成三十年十二月十七日
6
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マザコンとあなどる無かれ母遠く代わりにお前へ今反抗期
平成三十年十二月十六日
8
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欠伸する吐息も白くランドセル重くはないか雪に滑るな
平成三十年十二月十五日
10
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アリガトと言葉にせぬも妻の背にそっと触れつつ吾も寝に入る
平成三十年十二月十四日
9
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永久の間と別れしひとをたまさかに偲べば哀し悔いばかりなる
平成三十年十二月十三日
6
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夜に寝覚め闇に親しむ歳となるまぶたに浮かぶ夢とかも無く
平成三十年十二月十二日
9
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幾たりか妖精たちの憩むよな電飾の灯に戯ぶ粉雪
平成三十年十二月十日
9
妖精ら 遊んでるよな 雪鳴りの ...
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頭上には今季最大寒気団素知らぬ顔の札幌の街
平成三十年十二月九日
3
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ズボン下帽子もせよと亡き母になぜか似てくる妻語り口
平成三十年十二月八日
7
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幼な子に「パパ何が良いかな」語りつつスーパーめぐる母子手つなぎ
平成三十年十二月七日
6
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駅トイレ昨夜の汚れ掃除するオバチャンの背の母さんにも似て
平成三十年十二月六日
5
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キラキラと語るJC聞くとなく聞きつ癒され通勤電車
平成三十年十二月五日
6
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味噌汁の掌から沁みてくる温もり美味き朝師走かな
平成三十年十二月四日
7
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紙写真笑顔のわけをお互いの記憶重ねてドラマ完結
平成三十年十二月三日
3
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ふるさとを冬に偲べば父母と甘き美味くと喰いし干し柿
平成三十年十二月二日
7
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気がつけばこんな遠くへ来たんだねこれから先もふたりでラッタッタ
平成三十年十二月一日
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雪の降る朝こそたのし登校の子ら駆けてゆくま白なる道
平成三十年十一月三十日
2
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妻と共ものこそ思え秋の暮れかえりみ語る春夏の頃
平成三十年十一月二十九日
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吾がために妻買いきたる御守りの鈴の音かすか歩みにつれて
平成三十年十一月二十八日
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ゆびさきに触れるまに逝く雪虫の君だけいないこの街にふる
平成三十年十一月二十七日
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