舞 さん
のうた一覧
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みゆき降るみやまの桜冬枯れに独り春待つ訪う人もなく
令和二年二月二十六日
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光年のくすまぬひかり憧れる刻のみ朽ちて星を追うころ
令和二年二月二十五日
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純粋な 色のみとどくと 教えられ...
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冬の夜半おと無く積もる雪の音にむかし語りす妻と吾との
令和二年二月二十四日
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白樺の林野原の雪の原ひとすじ続くうさぎ足跡
令和二年二月二十三日
11
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とき経ても変わらぬままの面影の名こそ忘れぬ片恋のひと
令和二年二月二十二日
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前をゆく人の滑るをフと笑い同じところで吾も滑りて
令和二年二月二十一日
9
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青雲の男の子虚しき日々を過ぎ夢見ることも無き長き夜
令和二年二月二十日
8
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まっすぐな道でさみしい 冬景色 吾も淋しとカラスひと鳴き
令和二年二月十九日
7
種田山頭火ですね
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冬に飽き真白の雪に憂く日々に福寿草待つ如月のころ
令和二年二月十八日
7
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酔い満てば酒場を出でてわが家へと帰巣本能妻の成果か
令和二年二月十七日
4
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冬の夜にものを思わす酔いにさえ冴えては痛き如月の月
令和二年二月十六日
10
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若いころ惚れたおんなの黒髪の髪の艶など偲ぶひとり夜
令和二年二月十五日
10
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足元の滑るも楽しカップルは手をささえつつ肩抱きつつ
令和二年二月十四日
5
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三日月の光りは磨がれ冬の夜の白物凄き雪明かり照る
令和二年二月十三日
8
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粉雪は風にさ乱れ人染める街も吾さえ白ひと色に
令和二年二月十二日
7
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髪に降る雪も美し乙女子は雪女のごとき紅き唇
令和二年二月十一日
7
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雪鳴りの小気味良き音踏みしめていざ出勤すマイナス十度
令和二年二月十日
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寝れぬ夜半遠き獣の追い来きたる唸りのごとく除雪機の音
令和二年二月九日
7
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老夫婦手つなぎ歩むカップの手とは違った温もりの色
令和二年二月八日
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美しい思い出だけじゃないけれど酔いには浮かぶ女の肌の香
令和二年二月七日
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