舞 さん
のうた一覧
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石狩の流れ瀬音はユーカラのカムイ讃えの古き謡声
令和六年六月十五日
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夕焼けの彼方にあるやオリンポス神々の棲む地図に無き街
令和六年六月十四日
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射し来たる 美し夕陽 地図に無い...
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夜の静寂火酒のグラスに一欠片の氷を揺らす音の幽く
令和六年六月十三日
8
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柳絮のさ迷い翔ぶやサッポロの朝の水無月よき風の街
令和六年六月十二日
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りゅう‐じょ 白い綿毛のついた...
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蕾ゆく紫陽花の陰疾く咲けと蝶一葉の戯れて飛ぶ
令和六年六月十一日
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晩酌す傍ら妻の新聞を読みめくる音のたり夜は更け
令和六年六月十日
6
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校庭のトラック駆ける祝祭の日々に棲む者オリンポスの子ら
令和六年六月九日
5
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五十年咲いて青葉の桜木にもう咲かぬのか歳と笑われ
令和六年六月八日
8
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蕗の家 出でて迷った コロボックルか サッポロの街 狐一匹
令和六年六月七日
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時おり迷い出てくる コロボック...
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宇宙の鉄路汽笛かすかに夜の高み銀河鉄道私を置いて
令和六年六月六日
5
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花かざし大宮人の見る空と同じ空みる飛鳥駅舎に
令和六年六月五日
5
ももしきの大宮人はいとまあれや桜...
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軽やかに歩むを追いて風薫る露なきクニの水無月の朝
令和六年六月四日
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歌人の僧侶一夜の宿を問う遊女宿の跡淀川の水面
令和六年六月三日
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西行法師が天王寺詣の途中、にわか...
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蒲公英の一輪咲いて手向けかな前垂れ赤き地蔵尊へと
令和六年六月二日
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神さびた古き社はいささかの木々を鳴らして風の音のみ
令和六年五月三十一日
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湯船には妻問う蛙声といるのたりほぐれて我も鳴こうか
令和六年五月三十日
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駆け抜ける風追いかけて見上げれば走るネコバス山を笑わす
令和六年五月二十九日
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朽つ花も咲く花もあり五月雨は人をも濡らし優しげに降る
令和六年五月二十八日
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密やかに少女欠伸し昨夜見た夢思いてかやや頬染めて
令和六年五月二十七日
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やることも 行く所もなく 休日に 妻と公園 四ツ葉を探し
令和六年五月二十六日
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