舞 さん
のうた一覧
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うなぎ喰いいざ乗りきらん年ごとに生きずらくなるこの夏のよを
令和二年七月二十六日
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モノクロに染め降る雨の彩りの一輪のみのコスモスの花
令和二年七月二十五日
10
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足湯して熟れた足して嬉しげな妻を写せるスマホの画面
令和二年七月二十四日
6
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子どもらは雨にも元気じゃれあって傘から声す花咲くように
令和二年七月二十三日
5
そこここに 色とりどりの 小さ傘...
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紫陽花の色あらためて颯爽と梅雨無き街の七月の雨
令和二年七月二十二日
8
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わが家だけ?夫唱婦随がいつの間か良しや悪しや婦唱夫随に
令和二年七月二十一日
5
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北国の夏はみじか夜白き夜にひとり寝る夜のつれなくぞ明く
令和二年七月二十日
7
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名も知らぬ苦し思いを少年は恋と名づけてひとつ大人へ
令和二年七月十九日
6
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重ねきた時を数うかこれからの時を数うかこの一里塚
令和二年七月十八日
7
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美しき言の葉つくし酔うほどに語りてたりぬふるさとの山
令和二年七月十七日
10
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かき揚げたおさなおでこの前髪の愛しき乙女の名は忘るとも
令和二年七月十六日
6
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甘さのみ無邪気に愉し時をへて酸い苦き知る今の良し悪し
令和二年七月十五日
0
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葉の陰に知るひとも無く散る花を清かにてらす文月の月
令和二年七月十五日
11
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白雲よ翔びては告げよ十七の幼き我に空の青さを
令和二年七月十四日
10
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枯れ果てたいち葉ほどの軽さかな風のころがす蝉の亡き骸
令和二年七月十三日
7
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蝉時雨吾れも鳴きたやいく日か生きてた証しそれがなるなら
令和二年七月十二日
7
KEN様、弥栄成就様 ありがと...
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不可思議を召喚したる魔法陣やや似たるかも大阪メトロ
令和二年七月十一日
7
不可思議の 大阪なにわ きたミナ...
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蛙らのおどろおどろに夜の底聞こえきたるよ夏風物詩
令和二年七月十日
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苦酒に生きくる憂さを浮かべては旨しと呑める背を丸めつつ
令和二年七月九日
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佳き風に清やかに揺れる青竹の光り美し文月の朝
令和二年七月八日
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