舞 さん
のうた一覧
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凍てついたクリスタルなる輝きの冷気も清し北緯四十三度
令和三年一月十日
9
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少年と少女の声のわかれゆくやや大人へと春を待つ冬
令和三年一月九日
7
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来ぬ男のこ古代おんなの静やかに待つがごとくの寒き夜かな
令和三年一月八日
8
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花散りて青葉も散りて枯れ桜ま白の雪の花を咲かせて
令和三年一月七日
10
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吹かれつつ舞いつつ落ちる粉雪の積もりて埋もる初夢の夜
令和三年一月四日
5
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宇宙へと放射冷却零下十青満つ空の明き朝焼け
令和三年一月三日
9
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この年も守りたまえと人の世に力無き身の初詣かな
令和三年一月二日
7
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うとうとと父を感じて目覚めては父母へ感謝の「サンタさん」来た!
令和三年一月一日
1
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弥栄に雪降り積もる雪のごといや重け佳事新珠の年
令和三年一月一日
10
「新しき年の初めの初春の今日降る...
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歩み来て今あることを幸として二人で聴ける除夜の鐘の音
令和二年十二月三十一日
11
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年の瀬も新年もなく歩みゆく暮れ行く空をただ眺めつつ
令和二年十二月三十日
6
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枯れ木にもやや色残る冬の日に妻の手触れるそれくらいには
令和二年十二月二十八日
7
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耀変のさ中にありし黒髪の紅まだ知らぬ乙女子の貌
令和二年十二月二十七日
1
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召還すま白の街を宝石の光りとなせる無垢の朝の日
令和二年十二月二十七日
7
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美しき少年ちは無邪気にもケーキのことなど語りつ歩む
令和二年十二月二十六日
6
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ふるさとはたどり着けない街の灯の若い父母幼子を抱き
令和二年十二月二十五日
3
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ひとり酒昔し偲べば玉手箱開けたきほどの寒き冬の夜
令和二年十二月二十四日
5
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目覚めればサンタの靴が枕元置かれてたよな朝となれ明日
令和二年十二月二十三日
8
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「ねぷた」小屋 立たぬ空き地に蝉の声虚しく過ぎて雪降り積もる
令和二年十二月二十二日
6
町毎の「ねぷた」を造る小屋が立つ...
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オジサンが本屋片隅あれこれと絵本を選ぶ心細げに
令和二年十二月二十一日
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