舞 さん
のうた一覧
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またすぐに皆で来ようね病院の窓を見上げて去りゆく家族
令和三年七月十八日
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たそがれて一人のヒト種見る空はジュラ紀に続く夕焼けの色
令和三年七月十七日
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ナニカニと愁いてひと夜目覚めては雲ひとつ無きサッポロの空
令和三年七月十六日
6
そして、また悩んで寝りゃ良いのさ...
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夕暮れの似合う年頃いざせめて背中でなにか語れているか
令和三年七月十五日
6
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なごむもの学校帰る子らの声無邪気に眠る妻いびきとか
令和三年七月十四日
2
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永遠に寝る乙女子まとう薄化粧色咲き初める淡き紫陽花
令和三年七月十三日
4
咲き初める紫陽花の色初々しく
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「ううっっっ」っていう首まで浸かり呻き声溢れ出でゆく湯のうまきまま
令和三年七月十二日
3
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ひさかたの湯の香うつくし山の宿すぎる贅沢鶯の声
令和三年七月十一日
8
雲眺め たまの贅沢 湯の宿へ 語...
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桜葉の木々の青葉の葉擦れ音の清にさやかに風の文月
令和三年七月十日
6
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夏の日の記憶の色は水色の空も海をも光るひと色
令和三年七月九日
6
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雨あがるくすんだ街の雲空に神の御業のひとすじの虹
令和三年七月八日
6
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雨もまたやさしげに降る文月の半夏生なる節季の夜に
令和三年七月七日
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七十二候の一つ。
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独り酒時の流れを恨みつつ変わらぬままと言え夢の友
令和三年七月六日
6
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花のみは変わることなきふるさとを偲べば出でる訛り懐かし
令和三年七月五日
1
紀貫之人「人はいさ心も知らずふる...
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涼風のピリカカムイの北国の色ひと叢のラベンダーの夏
令和三年七月五日
6
美しい(佳き)神
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あるままに変えるも出来ずこの歳であるまま咲ける花の羨もしく
令和三年七月四日
4
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スーパーで買い物をする家族らの日々平凡な平凡な幸
令和三年七月三日
8
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彩りのさざめく笑い残しては駆け抜けていく乙女子の群れ
令和三年七月一日
6
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地平から続く平原道広き梅雨なき街の大空の風
令和三年六月三十日
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紫陽花の色初む街の水な月晦日のころの北国の夏
令和三年六月二十九日
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