舞 さん
のうた一覧
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遠い日の恋の傷痕たまゆらの光りを残し消える流星
令和四年二月十九日
9
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「朝晩が明るくなったね」休日はのたりお茶のみ妻と語りて
令和四年二月十六日
6
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行きすぎる若き女の髪の香にふと思い出る遠き秘めごと
令和四年二月十日
6
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満たされぬ影を抱いた三日月に照らされ堕ちる雫ひとすじ
令和四年二月四日
2
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「愛しけやし」美し音の言の葉の胸へと沁みて君を思える
令和四年一月十八日
7
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いつ頃か染まりて苦し夢うつつまだ恋という名さえ知らずに
令和四年一月十五日
3
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くちづけをせんと触れればこの夢も覚めてしまうか恋初めし頃
令和四年一月十一日
8
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肩寄せて若きカップル手は触れず未だ時要ると笑む頬を染め
令和四年一月八日
9
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ぬばたまの 乱れて堕る くろかみを かきあげさらす 染まるかんばせ
令和三年十二月二十五日
7
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仄やかに染まれる頬を音なくに乱れおちては隠す黒髪
令和三年十二月二十五日
5
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その昔惚れた女の匂いなど思い出させる冬の夜の月
令和三年十二月二十三日
10
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夜衣をかえしてぞ見る夢に逢い秘してや告げんひとつ言の葉
令和三年十二月二十一日
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「いとせめて恋しき時はむばたまの...
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指先がふと触れるさえ恥ずかしく素知らぬ君が小憎らしくて
令和三年十二月十八日
11
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さらさらと時の流れに手をさらし指に残れる君の面影
令和三年十二月十四日
10
「多摩川にさらす手作りさらさらに...
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笑む君を見てるのが好きその瞳誰を探すの胸がざわめく
令和三年十二月十一日
10
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モノクロの記憶のなかに一瞬の花の彩り貴方への恋
令和三年十二月七日
6
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残るのは貴方のことを恋したと記憶だけでも秘す花の色
令和三年十二月七日
4
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埋もれ火のまだ残るかと炎たて触れては偲ぶひとの面影
令和三年十一月二十八日
4
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長月夜夜着解き交わすひとの香もやや寂しかるひとり寝の夢
令和三年九月十二日
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炎立つ季節はすぎて埋もれ火の秘してぞ燃える思いこそあれ
令和三年八月三十一日
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