舞 さん
のうた一覧
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いにしえの文仲立ちに幾杯か酒酌み交わす萬葉人と
令和三年十一月二十三日
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拾い来る貝殻飾り「どんな海眺めてきたの?」妻貝に問い
令和三年十一月二十二日
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AKB まだ二三人 できるぞと 思うほどには 歳をとりたり
令和三年十一月二十一日
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若い頃はそんなふうに考えないよな...
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なんてない ただ行きずりの をみな香に 熾る埋もれ火 まだ男の子なり
令和三年十一月二十一日
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散り残る桜紅葉の冬枯れの風になぶらる赤き一葉
令和三年十一月二十日
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星を見る犬のごとくの吾のある煌めき高き電子空間
令和三年十一月十九日
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運営されている皆様、有り難うござ...
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幼な児は語りかけてはママ!ママ!とただ話したくただ甘えたく
令和三年十一月十九日
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母と子の 手つなぎ帰る 子歩むに...
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朝焼けのうす紅色のむら雲のかなたに白き冬の三日月
令和三年十一月十八日
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土塊に魂込め造る縄文の土器には残るひとの営み
令和三年十一月十七日
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縄文の土器には残る火の記憶遠きひとらの同じ営み
令和三年十一月十七日
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帰らざる眠りにつきし父母の語りかけ来る虎落音の風
令和三年十一月十六日
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忍び泣くおんなの声の降るような沁みいる雨の白き朝かな
令和三年十一月十五日
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明けゆくに 現れ出でる 女らの ...
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太占の骨鳴る音か火の酒の氷りを揺らし出でる面影
令和三年十一月十四日
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病んだバージョン 「太占の 骨...
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エクセルの画面に飽きてはぐれ雲眺め吐息す窓際の席
令和三年十一月十三日
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パソコンの 数字羅列に 四季もな...
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空高き北の大地の羊蹄の美し神の白き頂
令和三年十一月十二日
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ひと毎に スマホかざして 写真撮...
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囚人が紙飛行機を大空へ飛ばすごとくの我がうたであれ
令和三年十一月十一日
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大空へ 囚われひとの 飛ばしやる...
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翔べぬ身を鳴いて夕焼け染みひとつはぐれ烏の吾を嘲り
令和三年十一月十日
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氷細雨の珠を宿して枯れ薄果てゆく秋の語り部となれ
令和三年十一月九日
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おおよそは「パプリカ」ならん幼な児の外れた音に父もあわせて
令和三年十一月八日
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ふるさとの深山に立てる草木の慰霊の塔に秋は果てつつ
令和三年十一月七日
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