舞 さん
のうた一覧
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前後ろ子と話しつつ買い物へひと混み駆ける大阪の母
令和三年九月二十日
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補助車押して散歩す老人とともに秋の日枯れ葉いち枚
令和三年九月十九日
7
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指笛を高らかに吹く吾のあり少年ひとり城址の丘に
令和三年九月十八日
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わらす子はどんだぁ夢みる そのまなぐ わだば忘れた空の色だべかぁ
令和三年九月十七日
5
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買ってきた蕾の花が咲いたとか何て無いこと語りあう朝
令和三年九月十六日
9
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ブランコをこぎし子どもら笑いつつ空を見上げる黒き瞳で
令和三年九月十五日
5
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ありふれた魔法のような夕焼けの暮れゆく街の宵の明星
令和三年九月十四日
6
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女の子四五人歩む花揺れる風運ぶよな笑いさざめき
令和三年九月十三日
7
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ケチャップの赤の懐かし母作るスパゲッティーなるハイカラな味
令和三年九月十一日
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アスファルトすき間を割りて咲きいでる名知らぬ花の力うつくし
令和三年九月十一日
7
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異世界の記憶を遺すこの土地の片隅に咲くコスモスの花
令和三年九月十日
7
北加伊道
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街なかに虹立ち上がる空高きアイヌモシリのサッポロの街
令和三年九月九日
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アイヌ語「人間の静かなる大地」ま...
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廃屋の朽ちゆく庭の片隅の薔薇一輪にさし照る夕日
令和三年九月八日
7
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杣道をゆく人あるや青空のみ山深くに熊鈴の音
令和三年九月七日
7
ニセコアンヌプリ、五色温泉の。
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杣道に揺れて何処か熊鈴の秋澄む空のみ山深くに
令和三年九月六日
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ニセコアンヌプリ 五色温泉の
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一瞬の妻と見上げた夏花火語りい出せばまだ光りつつ
令和三年九月五日
5
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寝入る間の夢を探して一日を気付けば老いの夜の目覚めかな
令和三年九月四日
5
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何て無い夕焼けの色美しと我の名を呼ぶ母はあらなく
令和三年九月三日
6
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妻問いに鳴き初む虫の涼風の葉月つごもりおぼろ月かな
令和三年九月二日
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「鈴虫がもう鳴いてるよ」「一匹ね」「気の早いヤツ」「寂しくないの」
令和三年九月一日
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夏の暮れ 語りあえれる 者のある...
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