舞 さん
のうた一覧
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ひとときは 妻としたしむ 音も無く 雪積む夜に 古きことなど
令和四年十二月二十九日
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冬の夜歩みて語る息白く友よ何処にこの星を見る
令和四年十二月二十八日
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幾ひらか おみなの長き 黒髪に 雪はとどまる 名残のごとく
令和四年十二月二十七日
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新幹線 時速二百に 過ぎる街 動くことなき 不二の峰かな
令和四年十二月二十六日
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雨降れば 傘はあるかと 雪の日は 寒くないかと 問う母は亡く
令和四年十二月二十六日
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カップルら皆華やかに美しく二十四日のホワイトイルミネーション
令和四年十二月二十五日
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ドリームズ・カム・トゥルー L...
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吹雪の日雪の女に逢ったこと妻に語ろかこんな夜だった
令和四年十二月二十四日
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子供らが雪にまみれて駆け笑う遊ぶそのなか雪ン子もいて
令和四年十二月二十四日
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あの子たち 誰だったっけ また遊...
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立呑みの燗に湯気立つコップ酒じわり染み入る酔いと温もり
令和四年十二月二十三日
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もふもふの防寒服の子らがゆくランドセルにも雪積もらせて
令和四年十二月二十二日
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掬えども指より落ちる粉雪の音も儚なく星凍てる夜
令和四年十二月二十一日
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たなごころ まず湯気の香を いただいて 染みる温もり 朝の味噌汁
令和四年十二月二十日
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よちよちと オモチャスコップ 幼子も 除雪手伝い 父の背を追い
令和四年十二月十九日
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火の酒と煙草と女赤い口場末の闇に文士の骸
令和四年十二月十八日
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望むまま 死語とはなるか テ...
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朝焼けは恥じらう乙女頬の色染めて明けゆくこの雪の街
令和四年十二月十七日
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艶夢の朝にはたちて消えゆくもまだ男の子かと我を見直し
令和四年十二月十六日
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空に坐す カムイの道か 頂きを 雲へと白き 羊蹄の山
令和四年十二月十五日
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恋初めて死し少年の残滓のみ老いては巡る季節を悼みて
令和四年十二月十四日
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流れゆく日々の生活その隙間時には偲ぶあなたとの恋
令和四年十二月十三日
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初雪があなたの肩へ積もりゆく払いてやろか口に入れよか
令和四年十二月十二日
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