舞 さん
のうた一覧
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みずからへ声無くうたう子守唄今日一日を弔いながら
令和五年一月十七日
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獅子独り立ちて見つめる囚われの冬の地に落つ広野の夕日
令和五年一月十六日
8
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ストーブに 背をあぶらさて 福寿草 咲くまで忍ぶ 日々を数える
令和五年一月十五日
8
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夢であれ知り初む恋の埋もれ火の炎は明かし枯れてゆく身に
令和五年一月十四日
10
幼き日 知り初む恋と 後の恋 似...
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咲き誇る冬の山河の白き花神具となして祀れカムイを
令和五年一月十三日
10
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「閑さや岩にしみ入る」句を負いて空登りゆく山寺の夏
令和五年一月十二日
6
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北国の静かに響く冬のうた雪を踏む音雪積もる音
令和五年一月十一日
8
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翔ぶ事を忘れて久し背のつばさ時に疼きてまだ生きてると
令和五年一月十日
11
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傷ついた翼並べて男の子らは立ち呑の隅今日も黄昏
令和五年一月九日
5
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初恋は紅さえ知らぬ淡色の触れるもできずひとひらの花
令和五年一月八日
7
はつ恋は べにさえ知らぬ くちび...
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訥々と今日の事など何気ない妻の語りを酒の肴に
令和五年一月七日
9
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母の曳くソリの幼な子散歩する同じ高さの犬と挨拶
令和五年一月六日
10
北国の風物詩、子供をポリ製のソリ...
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赤袴白襟ただす巫女の背の神庭に降る新珠の雪
令和五年一月五日
8
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蒼狼の老いては眠る冬の夜の夢のみ翔る草原の果て
令和五年一月四日
12
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大空の空のみ青き雪原にひと棲む家の煙りのたりと
令和五年一月三日
8
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時経ても恋初むひとの3Dまさしく逢えば声さえ哀し
令和五年一月二日
1
スリーディ リアル、バーチャル
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若パパはメモを見ながらおつかいす幼な娘とかたりかたりつ
令和五年一月二日
10
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「おめでと」と妻かわして変わらずに何て事なく新珠の年
令和五年一月一日
8
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あと幾つ 冬を越すらん とし毎に 寒さ身に染む 命なりけり
令和四年十二月三十一日
9
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果て白き雪原の野の白樺の林の陰に立つキタキツネ
令和四年十二月三十日
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