舞 さん
のうた一覧
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金魚鉢見上げる雲に恋してもその距離さえも知らぬ金魚は
令和五年五月八日
10
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星雲を抜けては次の銀河へと夜汽車に乗るは少年の僕
令和五年五月七日
6
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絹ごしに白き艶肌色そむは冷やっこへとひと差す醤油
令和五年五月六日
8
灰色猫さま ※歌会『お醤油の...
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老いてなを 春の呪いは とけぬまま 時にうたえど いたむ心は
令和五年五月六日
7
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長き時経てぞめぐりて故郷の山の緑を眺む少年
令和五年五月五日
10
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五月晴れさやぐ葉桜鯉のぼり山笑わせて大空の風
令和五年五月四日
9
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立ち呑みに背を列べてはモッキリの今日一日の熱燗の湯気
令和五年五月三日
9
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晩酌は妻かたわらにポツポツと何て無いこと聞きつ語りつ
令和五年五月二日
10
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遠い日の契りは深く筒井筒汲めどもつきぬ思いなりけり
令和五年五月一日
7
狂い咲き様歌会 恋の問に対する...
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ごみ捨て場自ら選びここに咲くそんな顔した小さ野の花
令和五年五月一日
10
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枯野ゆく 旅人の背は 消えてゆく 夕日のなかへ 影のみ残して
令和五年四月三十日
8
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花びらの 踏みしだかれて 何処かと 探す桜木 み山深くに
令和五年四月二十九日
12
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湯舟には 時も止まれる 湯治場の まだ咲き散れる 深山桜と
令和五年四月二十八日
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湯舟から 見上ぐ三日月 星の数 ...
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なんとなく 挨拶交わす 知らぬとも 同じ花など 写す人とか
令和五年四月二十七日
12
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花を見つ花を浮かべつ干す酒にしばしとどめよ老いてゆく身も
令和五年四月二十六日
13
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飛翔する自由も無くて翼消え寂しかるべし人間の背な
令和五年四月二十五日
11
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ひと冬を越せぬ木朽ちて幾く片か手向けと添える桜木の花
令和五年四月二十四日
11
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北の海も 緩やかな色 花咲くや のぞむ国後 山は白くも
令和五年四月二十三日
8
択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島...
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桜木のもとには出でよ乙女子の舞いては祝えひとときの花
令和五年四月二十二日
11
「天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女...
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招かぬに 小さ客来る 一人して 風に運ばれ 桜ひとひら
令和五年四月二十一日
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